映画トップ

映画の感想 (48ページ)

星5つが満点

47ページ←48ページ (1411-1440)→49ページ映画全体の目次
(1411) 天国でまた会おう (1412) 移動都市 モータル・エンジン (1413) シンプル・フェイバー (1414) ウトヤ島、7月22日 (1415) 運び屋 (1416) マイ・ブックショップ (1417) キャプテン・マーベル (1418) ふたりの女王 メアリーとエリザベス (1419) スパイダーマン: スパイダーバース (1420) ブラック・クランズマン (1421) バンブルビー (1422) ビリーブ 未来への大逆転 (1423) アンノウン・ボディーズ (1424) レゴ(R) ムービー2 (1425) ダンボ (1426) 記者たち 衝撃と畏怖の真実  (1427) ショーン・オブ・ザ・デッド (1428) ザ・プレイス 運命の交差点 (1429) マローボーン家の掟 (1430) ビューティフル・ボーイ (1431) ハンターキラー 潜航せよ (1432) 魂のゆくえ (1433) ザ・バニシング 消失 (1434) 荒野にて (1435) シャザム! (1436) 僕たちのラストステージ (1437) アベンジャーズ エンドゲーム (1438) 名探偵ピカチュウ (1439) オーヴァーロード (1410) ラ・ヨローナ 泣く女

アベンジャーズ エンドゲーム(吹替) (Avengers: Endgame)

★★★★(星4つ)
2回目のアベンジャーズ。映像に集中するため吹替版を鑑賞。これじゃないな、という感じではあったが仕方ない。
(2019.05.15)

トップへ戻る

(1440) ラ・ヨローナ 泣く女 (The Curse of La Llorona)

★★★☆(星3つ半)
ソーシャルワーカーのアンナの仕事に対する姿勢や同僚に対する態度には、なんだこいつ、と思った。なので彼女に肩入れしないまま鑑賞していた。子どもを殺された母親役の人の顔を見て(誰だった?どこかで見たよ)と思った。「ハムナプトラ」シリーズでイムホテプの恋人役の人だった。エキゾチックな顔立ちだったが今作では疲れた母親役。神父がちゃらんぽらんだったが悪くなかった。
(2019.05.10)

トップへ戻る

(1439) オーヴァーロード (Overlord)

★★★★(星4つ)
下調べなしで鑑賞。面白かった。とはいえ、冒頭の戦闘シーンが激しくて緊張した。容赦なしのナチスどもが酷い。戦争映画によくある仲間との絆や諍い、別れなど人間ドラマと並行してナチスの実験が描かれている。青臭い主人公が過酷な環境の中で兵士らしさを見せつつも、人助けを優先するところはイライラしつつも清涼感がある。どこまで任務に忠実になれるのか、ちょっと考えたりもした。
(2019.05.10)

トップへ戻る

(1438) 名探偵ピカチュウ (Pokemon Detective Pikachu)

★★★★(星4つ)
期待していなかったが面白かった。ビル・ナイが出ていたのでお得感あり。ピカチュウを知らなくても楽しめるが、知っていればもっと面白いのかも。モンスターたちが可愛い。フワフワ感もある。どのモンスターがいいかな、って考えるのも楽しい。
(2019.05.08)

トップへ戻る

(1437) アベンジャーズ エンドゲーム (Avengers: Endgame)

★★★★(星4つ)
サノスの隠居生活が可笑しい。サノスはすぐ座る。爺さんだから?ソーは今回、いいとこなし。お笑い担当なのか?量子うんぬんで行ったり来たりは都合良すぎる気がするが、過去での後悔にしんみりする場面がそれぞれにあるので人数分のドラマが忙しなく展開する。そのせいで細かいところが気にならなくなった。主役はトニーとスティーブ。オールスターすぎてちょっと疲れた。3時間を超えるのでトイレが心配だったが途中退席せずに済んだ。真田広之とソーは要らないと思う。入場者プレゼントはブラック・ウィドウだった。クーナッツというらしいが「おきあがりこぼし」と言ってほしい。
(2019.04.26)

トップへ戻る

(1436) 僕たちのラストステージ (Stan & Ollie)

★★★★(星4つ)
劇中のコントが結構面白い。ドリフみたいだった。色々揉めてもステージに絡むことであれば積極的に動くところは好感が持てる。それぞれの女房がクセが強くても案外まともでそのへんもいい。だんだんと自分たちの時代が終わりつつあることを肌で感じつつ、ツアーで各地を回る。その中で過去の確執がぶり返され揉める。ここもよくあることだ。それでもお互いしかいないこともわかっている。いい映画だった。
(2019.04.21)

トップへ戻る

(1435) シャザム! (Shazam!)

★★★(星3つ)
変換したら「社寒」となってしまった。愉快な映画だとは思うけど、そこまで面白かった!というほどでもなかった。マーク・ストロングが出ていたので非常に嬉しかった。彼が出ていなければ評価はもっと低くなったと思う。ガキの心情的なところが面倒くさくて・・・。全てのガキがヒーローになるのも、そんなバカな、って気がした。全く純粋でないガキが選ばれて、その周囲の人間もそうなるって、なんだそりゃ・・・。
(2019.04.19)

トップへ戻る

(1434) 荒野にて (Lean on Pete)

★★★★(星4つ)
主人公チャーリーは学校にもいかず家でテレビを見、ジョギングをし、競馬場で仕事をもらう。だからといってシングルファーザーである父親との関係が悪いわけではない。父親役を演じたトラビス・フィメルは「マギーズプラン」でボーっとした人の良さそうな大男を演じ、その頃から注目していたのだが、最近は見かけなかったので嬉しかった。「ウォークラフト」では主演だったが作品がイマイチだった。感情を露わにしないチャーリーが、馬のピートと旅をし、その過程の中で感情を爆発させる場面がある。荒んでいくのは簡単なんだなと思った。親がいなくなることで自立を促され不安を煽られそうやって育つガキは世の中にたくさんいるのだと思う(親がいてもそういうことはあるが)。幸せのハードルが非常に低い。子どもらしく大人何かを要求できない。本当に問題だと思う。チャーリーを雇うスティーブ・ブシェーミは声ですぐわかった。ずっと帽子をかぶっているので表情が見えない。
(2019.04.17)

トップへ戻る

(1433) ザ・バニシング 消失 (Spoorloos)

★★★★(星4つ)
観たことある気がする結末・・・・それでも衝撃的だと思う。犯人が誰であるかは最初にわかっているので、非常に淡々と進むのだが、犯人の落ち着いた様子と結果が合ってはいる。そしてこれって、誰にでも起こるのでは?と思ったり。人は色々な面をもっている。この犯人は実験、検証を何度も行い、家族とのやりとりの中でヒントを得たりしながら犯罪計画を修正しながら目的を達成する。この執着こそがサイコっぽいのだが、達成後に喜びがないところも気持ち悪い。
(2019.04.17)

トップへ戻る

(1432) 魂のゆくえ (First Reformed)

★★(星2つ)
これまで高潔に生きてきた人なのかどうかもよくわからないし、息子や知人のことがどれだけ影響を与えたのかもわからないし、病気は放っておいた感じだし、信仰によって平安だったのかも不明。メアリーとのやりとりも唐突で、なに、この結末!という感じ。
(2019.04.14)

トップへ戻る

(1431) ハンターキラー 潜航せよ (Hunter Killer)

★★★★(星4つ)
狭い潜水艦の中にジェラルド・バトラーがいるだけで余計に窮屈に感じる。たいしたことはやってなさそうだけど、目の力だけであらゆるものを制する感じ。話が水の中だけでなく地上で任務を行うネイビーシールズの活躍もあるので飽きない。このメンバーの中に私好みの俳優が二人いた。ロシア側を演じた俳優もよい感じだし、本当に男祭りだった。潜水艦の中での任務は恐ろしい。閉所恐怖症気味なので息苦しくなった。ゲイリー・オールドマン、いらないのでは?
(2019.04.14)

トップへ戻る

(1430) ビューティフル・ボーイ (Beautiful Boy)

★★★(星3つ)
ティモシー・シャラメであってもこの状況なら死んだほうがいいのでは?と思った。守護者のように振舞うオヤジが諦めたところから本人の自覚による再生がはじまるのかもしれない。他の子どもを犠牲にしていたことに気づき、親の愛だけでは救えないことに気づき、自分が知っていたかつての息子ではないことに気づき、色々な気づきの中で諦めることを学ぶ。
(2019.04.14)

トップへ戻る

(1429) マローボーン家の掟 (Marrowbone)

★★★★(星4つ)
長男坊のプレッシャーや罪悪感が彼自身をどんどん追いこんでいきつつも、善良な恋人との関係は若者らしい微笑ましさも感じ映画に明るさを添えている。物語の途中から、あら?ちょっとおかしい感じ・・・というのはわかってくるのだが、だとしたらかなり悲惨だという予感もする。「永遠の子どもたち」の脚本家が今作の監督ということで、怖めで哀しい雰囲気に納得。
(2019.04.12)

トップへ戻る

(1428) ザ・プレイス 運命の交差点 (The Place)

★★★(星3つ)
出てくる人間が増えてくるたびに、お互いに絡みあってこうなるであろう、みたいな着地になる。カフェしか出てこないので途中飽きてくる。他人を犠牲にして自分の願いを叶える過程での迷いが見どころなのかもしれないが、なんとなく平凡かな。人々の願いを聞き代償となる行動を促す主人公が結局何なのかもわからないまま終了。
(2019.04.04)

トップへ戻る

(1427) ショーン・オブ・ザ・デッド (Shaun of the Dead)

★★★★(星4つ)
15年前の映画を今公開って、どういうことなのかわからないけど、当時、こういうゾンビ映画を観たらすごく面白いと思ったはず。主人公ふたりはだいぶダメなんだけど、ダメな人でも受け入れる寛容さが新鮮。ビル・ナイは15年前からすでに爺さんだった。
(2019.03.30)

トップへ戻る

(1426) 記者たち 衝撃と畏怖の真実 (Shock and Awe)

★★★★(星4つ)
当時、客観的におかしいと思っていた人はたくさんいたはずなのに、行動で示せる人は少なかったことがよくわかる。数人の仲間がいれば信念を持ち続けることが出来るわけか。間違いを正そうとしても数人ではどうにもならない。その歯がゆさを経験して結果が出た後に、「な?言ったろう?」みたいな内容と言えなくもないけど、自分の頭で考えることを放棄した人々に反省を促すことはできる内容だと思う。
(2019.03.30)

トップへ戻る

(1425) ダンボ (Dumbo)

★★★★(星4つ)
動物ものに弱い。予告で何度も泣いていたのでね。性悪フェイスのエバ・グリーン、ズラで若返っていたマイケル・キートンが良かった。
(2019.03.29)

トップへ戻る

(1424) レゴ(R) ムービー2 (The Lego Movie 2: The Second Part)

★★★(星3つ)
途中、ちょっと眠くなっちゃった。悪くないんだけど、レゴバットマンがすごく面白かったから期待しすぎたかな。
(2019.03.29)

トップへ戻る

(1423) アンノウン・ボディーズ (Het Tweede Gelaat)

★★★(星3つ)
ベルギー映画。デンマークの「特捜部Q」クラスになるには時間がかかりそう。どうしてそういうことしたの?っていうところはわからないまま終了しているので納得できないところもあるが、刑事ものとしては普通に楽しめると思う。
(2019.03.27)

トップへ戻る

(1422) ビリーブ 未来への大逆転 (On the Basis of Sex)

★★★☆(星3つ半)
先駆者は孤独。本当にそうだと思う。彼女がいたから今がある。そんなことが実感できる映画だと思う。アーミー・ハマーがダンナだったら専業主婦でもいいか、なんて低レベルのことも言いたくなるほど完璧なダンナ。彼がいなければ脇が甘いまま、激高しチャンスを逃していたかもしれない。自分を抑えて相手の理解を待つことは本当に難しい。端的な質問と鷹揚な態度を崩さない左端の判事が良かった。バカにしているとは微塵も思わず女を貶めていた価値観に心底ぞっとした。
(2019.03.23)

トップへ戻る

(1421) バンブルビー (Bumblebee)

★★★★(星4つ)
何が驚いたってジョン・シナが軍人役で出ていたことだ。彼はロック様と同じくらい売れてもいいと思っていたので嬉しかった。「午後のロードショー」で観るような作品が多くてちょっと残念だと思っていたのだ。ロボットは可愛いし、主人公も頑張っていたと思う。ロボットと怪獣には甘くなってしまう。
(2019.03.22)

トップへ戻る

(1420) ブラック・クランズマン (BlacKkKlansman)

★★★★(星4つ)
あからさまな差別映画の場合は観なかったと思うが予告の明るさとアダム・ドライバーにつられて鑑賞。主人公と一緒に仕事をする仲間が明るくフットワークの良い連中で面白い。深く物事を考えてなさそうなアダム・ドライバーもいい感じ。仲間にはどこまでも親切なのに相手が黒人とわかると態度を豹変させる、その落差が恐ろしい。同じ人間の中にここまではっきりと価値を分ける感覚があるなんて信じられない。
(2019.03.22)

トップへ戻る

(1419) スパイダーマン: スパイダーバース (Spider-Man: Into the Spider-Verse)

★★★★(星4つ)
アメコミで一番興味がないのはたぶんスパイダーマン。なので観る気がなかったのだが、評判がいいので足を運んだ。色々なスパイダーマンが出ているので面白かった。ニコケイが声優をやっている白黒のスパイダーマンが渋い。声を楽しみたいのに吹替上映が多いのは残念。
(2019.03.18)

トップへ戻る

(1418) ふたりの女王 メアリーとエリザベス (Mary Queen of Scots)

★★★(星3つ)
メアリーとエリザベスが好対照で映画にしやすい内容ではある。二人が会うところをクライマックスにしているようだけど、そこまで二人がこじれているようにも見えない。強気なメアリーも男次第、というところもあり、エリザベスの生き様の方が潔いと感じた。ケイト・ブランシェットの「エリザベス」を観たくなった。二枚目ジョー・アルウィンは無駄遣いかな。
(2019.03.15)

トップへ戻る

(1417) キャプテン・マーベル (Captain Marvel)

★★★★(星4つ)
マーベルのキャラクターの好き嫌いもあるので、総合評価はどちらかといえば厳しくなってしまうのだが、この作品は面白かった。「マイ・ブックショップ」の後に観たいのは、ホラー、宇宙ものなど、現実にあり得ないね!というものを望んでいたし。ベン・メンデルソーンのタロス、本人の面影がないけどよく出演したな。ジャイモン・フンスーはあまり存在感なかった。この人、好きなんだよね。ブリー・ラーソンは地味な作品で輝く人なのでどうなのかなと思ったが悪くなかった。それにしても強すぎる。サミュエル・ジャクソンの片目の原因も良い感じ。
(2019.03.15)

トップへ戻る

(1416) マイ・ブックショップ (La libreria)

★★(星2つ)
エミリー・モーティマーの人のよさそうな笑顔を見ると、周囲の奴らに対する憎しみが増す。この映画、念願の本屋をオープンしたよ~、やった~、というものではない。ビル・ナイとのぎこちないやりとりこそ微笑ましいが、ほとんどの場面は周囲との軋轢、嫌がらせだ。最近、こういう着地の映画はしんどいと感じる。もちろん、良いところもたくさんあるよ。でもねえ、ちょっとねえ。バイトの女の子の未来に繋がると思えば悪くないけど、そんな先の物語はどうでもいい。いますぐ留飲を下げたい。
(2019.03.09)

トップへ戻る

(1415) 運び屋 (The Mule)

★★★★(星4つ)
外面のいいオヤジ、たくさんいると思う。外での評価だけに価値があると思っているのだ。家族との付き合いが苦手になったから外面を良くしていくのかもしれないが。主人公は好きになれないが、外の姿を知ると少しは許せる部分も出てくる。まずいことだとわかっていても人づきあいが始まるとそれなりにうまくやっていく主人公。下っ端マフィアとの交流は微笑ましい。手下が庇おうとしたり、メールを教えてやったりもする。親しくなっても差別用語を習慣的に繰り出すところや、親切に振舞っても言葉が悪かったりする。好き嫌いを決められない新しいタイプの主人公。このへんは絶妙だと思う。
(2019.03.08)

トップへ戻る

(1414) ウトヤ島、7月22日 (Utoya 22. juli)

★★★(星3つ)
こういう事件、あったような気がする。こんなにひどい事件なのに遠く離れた国での出来事で片付けてしまっている。こんなに若い人が死んだなんて。銃の音だけが響き、何があったのかわからない状況を一緒に体感する。恐ろしい。どこで終わるか誰にもわからないのでずっと緊張が続く。予告でキアヌが天才科学者という設定の作品を観た。そんなわけないだろう。
(2019.03.08)

トップへ戻る

(1413) シンプル・フェイバー (A Simple Favor)

★★★★(星4つ)
アナ・ケンドリックが苦手。今回もママには見えなかった。何をやってもガキっぽさが気になるのだ。今回は対照的なブレイク・ライブリーとの対峙なので悪くはなかったかな。劇中「いらつく聖人」と評されていたので笑った。そういうタイプなんだよね。SNSとの連動で展開がスピードアップ。アナの本音が見えない気持ち悪さも、笑顔を失くし凶悪さを出してくるブレイクも面白い。
(2019.03.08)

トップへ戻る

(1412) 移動都市 モータル・エンジン (Mortal Engines)

★★★☆(星3つ半)
移動の必要なし!という気がずっとするのだが。移動するからエネルギー使うし、そんなにガタガタしていて生活できねえだろう、とか。主人公の男女の存在が薄い。赤いコートのアナにもっていれたと思う。骸骨オジサンのところで泣いた。なんだかおかしな世界だけど、面白くないわけじゃない。でも、つめこみすぎて散漫になっているようにも思う。観て良かったけど。うまく評価できない。
(2019.03.05)

トップへ戻る

(1411) 天国でまた会おう (Au revoir la-haut)

★★★★☆(星4つ半)
エドゥアールとアルベールの絆の物語、というだけではなくて、エドゥアールの家族の物語でもある。アルベールの日銭稼ぎの仕事風景、エドゥアールの仮面、優しい娘、絵のサイン、融通のきかない役人、銀行での横領事務など好きな要素がたくさん出てきた。先が読めそうでちょっとずれる感じが良かった。憎らしい上官も上手い。エドゥアールの仮面が美しく面白く話せなくても豊かな表現ができている。父親を見つめる仮面越しのエドゥアールの目が印象的で、泣いてしまった。そのあとの彼の行動も衝動的ではあるが、なぜかとても理解できるのだ。冒頭の尋問シーンからはじまる物語。このオチも好きだ。
(2019.03.02)

トップへ戻る