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映画の感想 (47ページ)

星5つが満点

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(1381) マチルダ 禁断の恋 (1382) 来る (1383) グリンチ (1384) くるみ割り人形と秘密の王国 (1385) シュガー・ラッシュ オンライン (1386) ワイルド・ストーム (1387) 迫り来る嵐 (1388) クリード 炎の宿敵 (1389) 特捜部Q カルテ番号64 (1390) 家(うち)へ帰ろう (1391) テリファイド (1392) ダーク・クライム (1393) 蜘蛛の巣を払う女 (1394) アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物 (1395) ミスター・ガラス (1396) 愛と銃弾  (1397) マイル22 (1398) トゥ・ヘル (1399) チワワちゃん (1400) サスペリア (1401) ザ・マミー (1402) ヴィクトリア女王 最期の秘密 (1403) バーニング 劇場版 (1404) アクアマン (1405) ゴッズ・オウン・カントリー (1406) 半世界 (1407) THE GUILTY ギルティ (1408) 翔んで埼玉 (1409) 赤い雪 Red Snow (1410) グリーンブック

(1410) グリーンブック (Green Book)

★★★★(星4つ)
ロードムービー風の本作は差別を語るには生ぬるいのかもしれないが、正直あまりにひどい差別シーンなど観たくない。笑顔で失礼な態度をとる奴らが心底恐ろしい。歓迎している風で風習はきっちり守る。そのへんのしんどさを中和する二人のやり取りが楽しい。トニーの態度は「ソハの地下水道」のソハを思い出させる。金さえもらえればユダヤ人でも助ける。彼は精通している地下水道に彼らを隠す。ユダヤ人とのやりとりの間で彼も変わっていく。トニーもそうだ。ドクターが直面する現実を自分も一緒に体験する。愚かなことだと実感していく。「こんなことなんでもない」とばかりに笑顔で対応するドクターのしんどさ、孤独さがわかってくる。ドクターもまた無理をし強がり自分が築いた地位を頑なに守ろうと譲らない。そんな二人が一対一でのつきあいでお互いを意識し影響しあい成長していく。その過程が微笑ましい。こうであってほしい、そんなところに収まった作品。
(2019.03.01)

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(1409) 赤い雪 Red Snow

★★★★(星4つ)
評判が良かったのに公開一週間で地方のみの上映になった。そしてまた東京に戻ってきたので慌てて鑑賞。嫌な話。最近増えている虐待のニュースに繋がる内容で、子どもの環境はその後の人生にずっと影響を与えることを確信してしまう。表面上、家族構成がまともであっても、それぞれの意識は全く違う。家族って怖いな。その小さな塊の中で何が起きているのかわからない。辛い出来事を払拭するために記憶が飛ぶことはあると思うが、それで逃げたことにはならないのが悲しい。自ら忘れようとしたのに、やはり思い出そうとしてしまうのだ。佐藤浩市が嫌な役だったので新鮮。永瀬、井浦新も正体不明で暗い。106分と短い。なので説明不足かなと思う場面も多い。
(2019.02.27)

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(1408) 翔んで埼玉

★★★(星3つ)
クスクス笑える。お客は中高年がほとんど。若い子には古臭い内容だと思うが、それなりにうけていたとも思う。GACKと伊勢谷友介の組み合わせはここもやはり昭和っぽい。ブラザートムと麻生久美子の会話が面白かった。
(2019.02.23)

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(1407) THE GUILTY ギルティ (Den skyldige)

★★★★(星4つ)
通話だけで進む映画なので想像力が高まる。嫌な予感と安堵の繰り返し。主人公アスガーが抱える問題が見えてくる。そして彼が語る様子に、彼自身の開放も感じられる。
(2019.02.23)

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(1406) 半世界

★★★★(星4つ)
狭い世界しか知らないから、ダメということではないが、そういうことをいう人は結構多いと思う。実は炭焼きに非常に興味があるのでゴローちゃんの日常は見ていて面白かった。オヤジの代は人を雇っていたけど今は自分ひとり。決まったことを淡々とこなす。息子や女房に何か言われるととにかく面倒だと感じでしまい、その態度を隠すこともできない。そういう意味では外の人とのやり取りが少なかったせいで、気を遣う、みたいな行為が身につかなかったかもしれない。うちの父親もゴローちゃんのような感じで死んだ気がする。自分もそうなる気がする。閉鎖的な土地の中では友人の存在は大きいと思う。だけど相手がどうなろうが狭い中での自分の生活は続く。同じような毎日の中でも様々な波が起こり、それをやりすごす。それが生きるということだと思う。池脇千鶴よかった。長谷川博己の「ビール飲んじゃえよ」ってところで笑った。鬱陶しさと有難さを同時に感じる、そんな雰囲気が感じられる友人関係が面白かった。
(2019.02.15)

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(1405) ゴッズ・オウン・カントリー (God's Own Country)

★★★★(星4つ)
この映画、良かった。荒涼とした景色の中で黙々と、しかし投げ槍に仕事をこなすジョニー。父親と祖母との暮らしは閉塞感でいっぱいで、誰かと深くかかわることも面倒だと思っている。そこへルーマニアの移民ゲオルゲがやってきて彼を手伝う。ゲオルデとかかわるうちに態度を軟化させるジョニー。しかしジョニーという男は自分の頭で物事をきちんと考えない。だからこそ不安になり投げ槍になる。現実を見つめることが出来ないからだ。そしてゲオルデを裏切り彼を失うことになる。そこから彼が変わっていく。「変わろうとしているんだ」と、どうしようもない自分自身をぶつける。これから少しずつ良くなっていくような感じで映画は終わる。見てよかった。羊や牛など、ちょっと目をそらしたくなる場面もあるけど、それも大切な一場面。
(2019.02.11)

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(1404) アクアマン (Aquaman)

★★★☆(星3つ半)
かなーり楽しみにしていたんだけど、乗りきれない部分を感じた。パトリック・ウィルソンもドルフ・ラングレンも、ちょっと違和感があった。デフォーはいい感じ。ジェイソン・モモアとお魚天国は最高。ジェイソン・モモアはスピーディーな展開が合わない気もする。水中で泳げる感じがしない。炭鉱あたりがぴったりか。甲殻類が水中で最強な気がする。
(2019.02.08)

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(1403) バーニング 劇場版 (Burning)

★★★☆(星3つ半)
村上春樹の原作が元ネタらしい。韓国の格差を見せつけられるので居心地は悪いのだが、金持ちボンボンのベンは表面上、嫌味のない大らかさを見せる。そしてそこがちょっと不気味で怪しい。ベンが何を求めて生活しているのか読みにくいのだ。朴訥な主人公イ・ジョンスを演じたのは「ベテラン」で大企業の御曹司(極悪人)を演じた俳優。同じ人に見えない。怒りを抑えられない主人公の父親、自分の将来に自信が持てない主人公、行方がわからなくなるヘミも将来を描けない息苦しさを持っていたと思う。全てを持っているはずのベンですら暗さを抱えているようだった。主人公の住むボロボロの家や、一頭だけの牛、古いトラック、北朝鮮向けに一日中流されている放送など、貧しいけれどどこかのどかで、特に夕刻が美しく、忘れがたい風景であった。良いところもたくさんあるのだが、長く感じた。
(2019.02.03)

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(1402) ヴィクトリア女王 最期の秘密 (Vuelven)

★★(星2つ)
この二人、バカじゃん。と思った。女王は贔屓の結果がどうなるかを考えてないし、アブドゥルも周囲への気遣いが足りない。互いしか見ていない。いい結果にならないことが誰にでも予想できる。お互いに良い影響を受けて、良い思い出ができた、みたいなところで止めておかないとな。一緒に来た友達が気の毒。
(2019.02.01)

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(1401) ザ・マミー (Vuelven)

★★★★(星4つ)
ホラーというよりも、もっと深い慈愛のようなものを感じる内容。怖いのは人間でメキシコの現状だ。逞しく優しい子どもたちと、何度も語られる象徴的な「虎」。落書きの虎やぬいぐるみの扱いが面白い。ホラーという枠でくくるのは勿体ないと思う。
(2019.01.28)

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(1400) サスペリア (Suspiria)

★★★★(星4つ)
ダンス学校で寄宿舎を兼ねている、というところは同じだが、3人の魔女、うんぬんはこれまでとは違っていた。この3人の魔女についての話はすごく面白そう。昔、トラウマになるレベルのシーンがあったのは「サスペリア2」だった。クロエ・グレース・モレッツはどこに?とわからなかったレベル。この物語の中で「死」は救いになっているのが興味深い。
(2019.01.25)

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(1399) チワワちゃん

★★★★(星4つ)
岡崎京子のマンガが原作。現代風にアレンジしている。いつも一緒に遊んでいたのに本名を知らなかったチワワちゃんが殺され、彼女が一体どういう子だったのかを探る、みたいな感じ。このチワワちゃんが非常に魅力的。すごく寂しい子なんだと思う。だからいつも愛想がいい。自分でどうこうよりも、相手の評価あっての自分、みたいな感じなので、笑顔でいても心中は穏やかではない。彼女の若さや器量に自己評価の高さがあれば、誰とでも友達にはならないはず。乗せられればどんどん乗るし、相手から好意を寄せられればすぐに受け入れる。可哀そうだなと思った。友達の定義が大雑把ではあるけれど、若い頃ってそれでいいんだと思う。門脇麦が色々と上手い。チワワちゃんは前田敦子プラスさとう珠緒って感じ。
(2019.01.23)

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(1398) トゥ・ヘル (Between Worlds)

★★★(星3つ)
ニコケイが出ると、どこかいいところを積極的にさがそうとしてしまうので評価は甘くなるが、この話、そんなに悪くないと思う。しかし、見た目がね・・・汚らしいんだよね。そんな見た目でも女性には無駄に優しくて違和感もあるが、これがニコケイ。そして相変わらずTシャツにパンツ(下着)。「パンツ履いて」と言われてるし。
(2019.01.23)

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(1397) マイル22 (Mile 22)

★★★(星3つ)
イコ・ウワイス(トニー・ジャーと間違えてしまう)が一目見て強いことがわかるので、マーク・ウォールバーグがかすむ。マークが喋るとうんざりする。しつこい。ゴムパッチンもイラつく。この人と一緒に仕事をするメンバーも極端な愛国主義なので、どこかオカシイのだと思う。同じ日に観た「愛と銃弾」も死人が多数出るが、こちらは半端なく死ぬ。死に方も様々。マルコビッチも出ていたが、ちょっと無駄遣いかな。
(2019.01.19)

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(1396) 愛と銃弾 (Ammore e malavita)

★★★★(星4つ)
始まってすぐ笑ってしまった。マフィアの抗争を題材にしているのにシビアな雰囲気が長続きせず、一体、なんだこりゃ、みたいな感じ。死人は多いが、死んでもまだ出番がある(観ないとわからないか)ので、そこでまた笑った。土曜日の恵比寿。本日公開。劇場はガラガラ。口コミで広がっていけばいいな。
(2019.01.19)

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(1395) ミスター・ガラス (Glass)

★★★(星3つ)
スケールは小さい。あれだけのメンツを集めた割にはこじんまりとした話になっている。マカヴォイの多重人格ぶりは相変わらずすごいと思う。ミスターガラスは憎き大量殺人者ではあるけれど、スーパーヒーローに固執する人生には同情できるところもある。ブルース・ウィルスは、「アンブレイカブル」の時はサミュエル・ジャクソンが強烈すぎて印象に残っていないが、こうやって個性的な人の中にいると、ちょっと異質(普通すぎて)かなと思ってしまう。それぞれ超人と深い関わり(トラウマか)を持つ母親と娘っ子と息子が集うラストは好きだ。私も超人はいると思っている。
(2019.01.18)

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(1394) アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物 (Under the Shadow)

★★(星2つ)
この映画、ホラーとして紹介されているようだけど、そんな感じでもない。過去の政治活動によって大学に復学できず医師になることを諦めた母親の内面のモヤモヤが強くでている。家の中ではラフな格好をしエアロビに明け暮れている母親は、イランという国の中では異質。宗教警察にも連行されたし。そのあたりが前面に出ているので、怪奇現象を呼び寄せているのは母親の言動なのでは?みたいな感じでもある。人形に固執する娘と、娘にきつく当たる母親のどちらにもイライラさせられた。高評価らしいが、自分には合わなかった。
(2019.01.17)

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(1393) 蜘蛛の巣を払う女 (The Girl in the Spider's Web)

★★★☆(星3つ半)
ミレニアム三部作で主演したノオミ・ラパスは暗く凄惨な生い立ちを表現するには良かったかもしれないが、もう少し「美しさ」を加味してほしかった。その時のミカエルもオッサン臭すぎて魅力を感じられなかった。夫公認でミカエルと不倫をしていた女編集長もシワシワの婆さんに見えて、不倫してまでつきあう相手なの?と当時、憤りを感じたものだ。リメイク版のリスベットを演じたルーニー・マーラはきれいだけど線が細すぎるし裏社会に精通しているようには見えなかった。ダニエル・クレイグも編集者には見えなかった。今回のリスベットが私にとっての本のイメージに合っている。ミカエルを演じた俳優が「ボルグ/マッケンロー」のボルグ役の人だと聞いて期待が高まったが、あの時の格好良さは感じられなかった。でも、編集者には見えた。妹が強烈な印象を残すが、このシリーズはリスベットと父親の死闘が山なので今作はアッサリ気味の仕上がりか。それにしても寒そうだった。妹がいるのを知らなかったのだが、これは著者が亡くなった後、別の人が4作目以降を書いたので、そこに出てくるのかな。DV男への制裁、大いに結構。
(2019.01.16)

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(1392) ダーク・クライム (Dark Crimes)

★★(星2つ)
ジム・キャリーの作品は10年ぶりくらいか?劇中、なぜ彼が干されているのかわからないし、事件への執着心もそこまででもない気がする。最初に出てくる怪しい地下クラブの全貌もよくわからない。シャルロット・ゲンズブールは悪くないけど、いつ見ても暗いなと思った。悪人顔の俳優がたくさん出てくる割には、そこまでクライムでもないかんじ。
(2019.01.14)

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(1391) テリファイド (Aterrorizados)

★★(星2つ)
ギレルモ・デル・トロがリメイクするというので、そちらに期待。会話がだれている。学者がたくさん出てくるが何の役にも立たない。つまり結局何だったのかわからない。一番怖かったのは鑑賞中に地震があったことだ。
(2019.01.14)

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(1390) 家(うち)へ帰ろう (El ultimo traje)

★★★★☆(星4つ半)
手術で足が切断されるかもしれず、それを待たずに老人ホームに入居予定。しかしジジイは行かねばならぬ。平静を装って暮らしていても決して忘れない出来事がある。目の前の家族よりも大切な絆を持つ相手がいる。その人のために行動する。家へ帰ろうの「うち」はどこなのか。誰も知らない自分が帰る場所。偏屈ジジイが旅の途中に出会う人々によって狭量な価値観を変えていく。そのあたりは楽しいロードムービーであすらあるが、ジジイの過去は壮絶だ。何十年経っても悪夢を見、決して口にしない言葉がある。ジジイの妹が語る星のお話も微笑ましく美しく哀しい。
(2019.01.12)

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(1389) 特捜部Q カルテ番号64 (Journal 64)

★★★★☆(星4つ半)
感心するのは本のイメージ通りだということだ。もちろん読者によっては全く違うよ!という人もいるであろうが。状況を考慮せず関係者に尋問するカール、呆れながらフォローするアサド、実務は完璧なローセ。今回のカールも笑顔なし。ただ、アサドとの関係が微妙なものになりつつある中で、カールなりに成長があった。最後はちょっとだけ笑顔。事件は本当にひどい話なのだが、こういう輩はどこにでもいる。自分たちこそが優れた人種であることを疑わず、他者の権利については無関心。最新刊「自撮りする女たち」は読了。ここではローセの闇が描かれている。アサドにも秘密があるらしいが今のところ明かされていない。シリーズはすでに7作。すべてを映画化してほしい。
(2019.01.11)

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(1388) クリード 炎の宿敵 (Creed II)

★★★★(星4つ)
ボクシングが好きだったことを思い出させる。試合のシーンになると体が前に出て左右に揺れてしまう。一時期、ここまで人をこてんぱにする必要があるのか?と疑問を持った時期もあった。モラハラオヤジ・ラングレンは嫌なやつだが、彼が元女房を前にすると悔しそうで悲しそうで気の毒になった。常に女房のことを気にしている様子が哀れだったりもする。それにしても元女房、ブリジット・ニールセンが出てきたときは驚いた。スタローンと絡むシーンはないけど、月日は人間関係も大らかにするのか。クリードはまだ幼さも残る。病院で彼がスタローンに泣き言をいう場面ではこちらも泣きそうになってしまった。体を鍛えるシーンは最高だった。マイケル・ジョーダンのバランスのいい体つきは素晴らしい。走るシーンもよかった。女房の歌で入場、というのはやめてほしかった。うまれた娘に聴覚障害があるかも、みたいなところで、スタローンが「彼女は自分を憐れんじゃいない」みたいなことを言う。そうだ。親がそう思っても子どもは自分でそれを受け入れて生きていくのだ。ドラコ親子の関係も明るいものになりそうな感じでよかった。全体的に予想通りの着地ではあるが、これでいいのだ!

昨年の話題。「マイケル・B・ジョーダンは身長175cmで、いい大人のくせに、アニメオタクでおまけに両親のところで暮らしているんだぜ。」というツイッターに対し、「俺の身長は182cmだ。それに両親のほうが俺のところで暮らしているんだ。あと、ドラゴンボールシリーズの悟空とナルトはマジで最高」と返したそうだ。面白い。
(2019.01.11)

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(1387) 迫り来る嵐 (The Looming Storm)

★★★(星3つ)
韓国映画だとばかり思っていたら中国映画だった。主人公があそこまで事件に執着する理由がよくわからない上、とにかく前に出てくる様子が非常に不快だった。仕事してねえじゃん!と思ったり。主人公のしつこさが周囲を不幸にしていく。物語が進むにつれ、どんどんこいつが嫌いになる。工場労働者、保障のなさそうな解雇、不本意な仕事など、暗くて貧しい雰囲気が余計にやるせない。
(2019.01.06)

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(1386) ワイルド・ストーム (The Hurricane Heist)

★★★(星3つ)
トビー・ケベルが出ている映画は観ることにしている。彼を最初に意識したのは「ロックンローラ」だ。はっきり顔は見せないが印象的な役柄だった。なので、後になってこの映画にトム・ハーディーが出ていたのを知って驚いた。おまけに彼がジェラルド・バトラーに恋しているという面白い展開があったのにすっかり忘れていた。もう一回、観てみよう。で、トビーであるが、二枚目じゃないけど癖のある役が多い。今回はごく普通でガッカリした。よく見ると従兄のヨッチャンにソックリだった。大嫌いな従兄なので、今後は特に注目しなくてもいいかな。ハリケーンと強盗という組み合わせは悪くないけど着地は普通だ。ハリケーンは本当に怖い。あの威力じゃ何処へ飛ばされるかわからない。
(2019.01.04)

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(1385) シュガー・ラッシュ オンライン (Ralph Breaks the Internet)

★★(星2つ)
前作はすごく面白かったはずだが、今作はもう飽きたかんじ~。ラルフの狭量さにも辟易。面倒くさい大男だったな。
(2018.12.21)

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(1384) くるみ割り人形と秘密の王国 (The Nutcracker and the Four Realms)

★★(星2つ)
主人公の女の子はすごい美人。豪華ではあるけれど、このての内容に慣れてしまったところもあるので、少し退屈だった。
(2018.12.15)

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(1383) グリンチ (The Grinch)

★★(星2つ)
フー村はきれいでかわいいね。グリンチもあっさり心をいれかえてしまうし、物足りない。発明品は面白いと思う。
(2018.12.14)

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(1382) 来る

★★★★(星4つ)
これはホラーというより嫌な人間の羅列でそっちに恐怖。昔の上司に「ニコニコ顔で無理を言う」人がいたのだが、妻夫木を見ていたらその人を思い出した。こんなやつと毎日暮らすのが地獄じゃ。「なに」が「来る」のかははっきりわからなかった。松たか子は笑える。マンション前の大掛かりな祈祷準備は妙に明るく朗らかで面白かった。個人的には「オムライスの国」が怖かった。
(2018.12.12)

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(1381) マチルダ 禁断の恋 (Mathilde)

★★★★(星4つ)
皇帝よりもカッコいい人いるじゃん!と思ったその人は「フライト・クルー」「ヴァイキング」の人だった。やっぱり売れてるのね。今回はストーカーみたいな役だけど。主人公のバレリーナの挑発的な視線が非常に印象的で、上昇志向の強さと美貌が相まって強烈な強さを発揮しているように思う。ただ、時代もあるけれど男の視線にさらされて「買われる」ような状況にも見える。バレエシーンは豪華絢爛。だいぶ金をかけていると思われる。流されてばかりの皇帝と、手綱を握ったかのように見えたマチルダだが、最初からこうなるであろうというところに着地。ここまで皇帝に纏わりついていたのに命があったなんて奇跡なのでは?
(2018.12.12)

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