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映画の感想 (41ページ)

星5つが満点

40ページ/41ページ (1201-1230)/42ページ映画全体の目次
(1201) 50年後のボクたちは (1202) アナベル 死霊人形の誕生 (1203) オン・ザ・ミルキー・ロード (1204) アウトレイジ 最終章 (1205) アトミック・ブロンド (1206) ブレードランナー ファイナル・カット  (1207) 女神の見えざる手 (1208) ゲット・アウト (1209) ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で (1210) ドリーム (1211) マイティ・ソー バトルロイヤル (1212) ブレードランナー 2049 (1213) DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団 (1214) グッド・タイム  (1215) シンクロナイズドモンスター (1216) ノクターナル・アニマルズ (1217) セントラル・インテリジェンス (1218) 静かなふたり (1219) セブン・シスターズ (1220) IT イット “それ”が見えたら、終わり (1221) 人生はシネマティック! (1222) ザ・サークル (1223) KUBO クボ 二本の弦の秘密 (1224) 密偵 (1225) ローガン・ラッキー (1226) ジャスティス・リーグ (1227) gifted ギフテッド (1228) ドクター・エクソシスト (1229) パーティで女の子に話しかけるには (1230) ラ・ベア マッチョに恋して

(1230) ラ・ベア マッチョに恋して (La Bare)

★★★(星3つ)
大好きなジョー・マンガニエロが監督だということで鑑賞。本人が最後に数秒出てきたので嬉しかった。ちょっとだけでもやはりカッコいいわ。内容はまあ、男性ストリッパーの日常を描いているので常に裸。イメージでは自堕落だが、薬、アルコールを一切遠ざけてストイックに体を鍛える方針なので感心した。仕事の内容と世間の評価を受け入れた上で金のためだと割り切っているのは清々しい。経営者もストリッパー出身だが、この仕事が好きでたまらないという姿勢に好感が持てる。本人も50歳過ぎてもマッチョで顔の皺のお手入れを怠らない。27歳でチンピラに射殺された伝説のストリッパーが出てくるのだが、この人、本当にオーラがあった。その笑顔で一瞬で虜になってしまうであろう。寛容さがにじみ出ている。顔も体も文句なし。
(2017.12.13)

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(1229) パーティで女の子に話しかけるには (How to Talk to Girls at Parties)

★★★(星3つ)
途中、非常に面倒な気持ちになってしまったのだが、ラストが良くて、それまでの不満が飛んだ。ということで「ふつう」に着地。感性が鈍くなっているのか厳しめになっている気がする。「ギフテッド」だって非常にいい作品なのに、なんとなくケチをつけたくる気分だったのだ。
(2017.12.01)

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(1228) ドクター・エクソシスト (Incarnate)

★★(星2つ)
シネマート新宿のシアター2には初めて入った。椅子がパックリ切れていて尻の安定感が悪かった。こういう劇場で公開される映画に傑作はないであろう。アーロン・エッカートでなければ鑑賞する価値はない。そのアーロンもふだんは車椅子で髪も服もボロボロ。心配していたが劇中、カッコいい姿も何度か拝める。悪魔の転生がテーマなので終わり方も予想通りである。それよりも予告でやっていたニコラス・ケイジがビンラディンをつかまえにいくという映画が気になるが、微妙に笑えないかんじもする。
(2017.11.29)

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(1227) gifted ギフテッド (Gifted)

★★★(星3つ)
クリス・エバンスは好きなんだけど、元教師とかって設定は好きではない。それと隣人もお飾り的な要素が強くて好きではない。母親の狂信的な教育は孫にまで及びそうで気持ち悪いのだが、その母親を抑えるのに数学の証明を使うというあたりが、母親につける薬がないことを証明している。天才的なガキかもしれないけど、バランスよく育てるのは大変だと思う。どこかで自信を失うと反動がでかくなりそうで怖い。
(2017.11.29)

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(1226) ジャスティス・リーグ (Justice League)

★★★(星3つ)
可もなく不可もなく。それぞれの活躍がちょっと半端。スーパーマンが出てきたら一発で解決の様相。彼とワンダーウーマンだけで十分になってしまう。アクアマンがもっと見たい。
(2017.11.24)

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(1225) ローガン・ラッキー (Logan Lucky)

★★★(星3つ)
ダニエル・クレイグの007は好きだが、彼は二枚目ってかんじでもないので、今作の犯罪者の中にいるってシチュエーションがすごく合うと思う。どの人物も間抜けで好感の持てる人柄。人が死なないのも気に入っている。こんなに簡単にいくわけないだろ、という半ば呆れ気味で鑑賞するのがいいと思う。ちょっともたつく感じ。
(2017.11.23)

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(1224) 密偵 (The Age of Shadows)

★★★★(星4つ)
もう少しまとめられるんじゃないかと思ったが、韓国映画は鑑賞にエネルギーを使いつつも一定の満足感もある。ソン・ガンホが出ているということで期待が高まる。最近鑑賞した「新感染」の主人公も出ていた。人に好かれそうなソフトな表情がいい。ビョンホンは少ししか出ていないのだがかえって締まるような気がする。日本統治下での話なので映画の宣伝も難しそうだ。鶴見辰吾も悪くはないが、もう少し重たい人を起用したほうがよかったかなと思う。
(2017.11.22)

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(1223) KUBO クボ 二本の弦の秘密 (Kubo and the Two Strings)

★★★★(星4つ)
外国人が喜びそうな日本らしさが前面に出ている。折り紙がすごい。母親の表情が「ぽー」っとしていて時々笑いそうになってしまった。始まった時から全体的に暗い演出なのでもの悲しさが続く。悪人がこれまでのことを忘れ単なる老人になるオチがいいと思う。成敗して終わりじゃないというところも深みがあっていい。
(2017.11.22)

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(1222) ザ・サークル (The Circle)

★★★(星3つ)
展開は読めるが怖さは伝わってくる。なんでも繋がってしまい分析されてしまう現代。すでに中年になっていて良かったと思った。主人公の幼馴染が気の毒すぎる。刑事事件にならんのかい!!責任とる人が多数いると思うのだが。こういう会社って新興宗教みたい。テンションの高い人が多くて気持ち悪い。
(2017.11.17)

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(1221) 人生はシネマティック! (Their Finest)

★★★★☆(星4つ半)
脚本が進んでも戦争に絡んだ注文が多く折衝が増え交渉が大変そうだった。だからこそ皆で作品を作り上げているという達成感と誇りは相当なものだとわかる。でくの坊みたいなアメリカ人とそれを指導するベテラン俳優。このへんも面白かった。成人男性が戦争に行っているせいで老いた俳優に仕事がある。女性の自立はもちろん大変だったがこの時代だからこその起用もある。興味深い。戦時下では戦争に行ってない人間も命が軽い。あっという間に死んでしまうこともある。気持ちが通じてもいきなり絶たれてしまうこともある。
(2017.11.11)

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(1220) IT イット “それ”が見えたら、終わり (It)

★★★★(星4つ)
ピエロ怖い。動きも視線も気持ち悪い。ガキ側の物語も面白い。昔観たイメージとほぼ同じだけど映像がきれいで見やすい。
(2017.11.10)

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(1219) セブン・シスターズ (What Happened to Monday?)

★★★★(星4つ)
7人のノオミ・ラパス。わかりやすいキャラに仕立ててあるせいでマンガのようだったが、物語はハードになっていく。ウィリアム・デフォーが出ていた。知らなかったのでお得な気分。グレン・クローズも出ていた。こちらも引き締め作用のある俳優だ。R15+らしい内容。結構人も死ぬしきつい内容でもある。ノオミ・ラパスは美人ではないけど他に似たタイプもいないし重宝されていると感じる。
(2017.11.08)

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(1218) 静かなふたり (Droles d'oiseaux)

★★(星2つ)
評判は良かったらしいんだけど、そこまでかな?書店の中でのなんてことない会話のシーンは好きだった。なにも展開がなさそうなところがかえって心地よい。彼が何者なのか、そのへんは要らないかな。歳の離れた二人の付かず離れずの関係だけを見ていたかったかも。
(2017.11.08)

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(1217) セントラル・インテリジェンス (Central Intelligence)

★★★(星3つ)
ロック様の天然ぽい演技がなかなか良かった。すごく笑えるというところまではいかないけど、デブのいじめられっ子がムキムキのCIAになっていたというのはわかりやすくて気楽に鑑賞できる。
(2017.11.08)

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(1216) ノクターナル・アニマルズ (Nocturnal Animals)

★★★★(星4つ)
緊張感のある映画。何気に豪華な役者を揃えているが無駄がない。始まってすぐに衝撃的な映像が出てくるので驚く。ブルジョアの芸術は面倒くさそうだ。元夫から届いた本の内容は過去の出来事を包括しているようにも思える。捨てた相手の才能を再び信じられる日がやってきて今度はこちらが再会を望む。彼が来るのを待っていた彼女の表情から目が離せなかった。彼はたぶん許してない。だからこそ書けたような気がする。余韻のある映画だった。
(2017.11.05)

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(1215) シンクロナイズドモンスター (Colossal)

★★★(星3つ)
モンスターの出番が少ない。画面が暗くてモンスターが何をやっているのかよく見えない。ここを敢えて見せないようにしているのかもしれないけど、人間側のドラマも悪くないのに、どちらも半端。もったいない。ポスターの明るい雰囲気の内容ではない。
(2017.11.04)

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(1214) グッド・タイム (Good Time)

★★(星2つ)
ロバート・パティンソンは二枚目扱いだが認められない。山羊みたいじゃない?パンズラビリンスのパンみたいじゃない?どの角度から見てもブサイクだと思うんだけど・・・。内容も特にない。弟を救うことに必死だけど所詮クズだから面倒なことになる。なんでそこまで?そこまでの経緯が薄いので、クズと一緒だと弟までクズ仲間なんじゃね?という感想。非常に面倒な映画であった。
(2017.11.04)

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(1213) DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団

★★★★(星4つ)
ここまでふざけられたら観る側よりも作り手が面白いだろう。
(2017.11.04)

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(1212) ブレードランナー 2049 (Blade Runner 2049)

★★★★(星4つ)
そういうことなのね、と思ったら違ったりしていて思わせぶりだけど、伝説的な前作のオチとしてはいいところに着地したような気もする。ジャレッド・レトが半端な出方で不満。
(2017.11.03)

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(1211) マイティ・ソー バトルロイヤル (Thor: Ragnarok)

★★★★(星4つ)
兄弟漫才になっている。中川家か?これまでは多少シビアな場面があったように思うが、今回はほぼギャクと考えていいだろう。ブスのアマゾネスとくっついたらどうしようかと思った。ケイト・ブランシェットで引き締まったところもあったが、最後まで気楽な感じだった。カール・アーバンが出ていて嬉しかった。
(2017.11.03)

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(1210) ドリーム (Hidden Figures)

★★★★(星4つ)
うまれおちた環境や時代で差別をうけるという不条理さがとにかく嫌で、ハッピーエンドだとしても前半は塞ぐ。同情じゃなく才能と努力で周囲を圧倒していく様は気持ちいい。メアリーのように相手にも得があると思わせる交渉術はすごいと思う。鼻持ちならない強気な態度にも好感が持てる。この時代にどれだけの努力が必要だったのか想像もできない。キルスティン・ダンストの見下しながらも取り繕う嫌な感じ、すごく上手い。彼女はこの路線がいいと思う。そしてケビン・コスナー。正しい判断をし即実行する信頼できる上司。最近は悪役も多かったが、こういう役が合っている。宇宙飛行士グレンの屈託のない笑顔もいい。偏見を持たない素直な人物。
(2017.11.01)

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(1209) ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で (Nelly)

★★(星2つ)
センセーショナルなデビューを果たした人の2作目がきついのは当然のことで、彼女が書くことにどれだけ労力を使っていたのかがあまりよく見えないので理解が難しい。書くことが全てとは台詞にあったけど、書くことで何かを削っていたのかなと疑問だった。
(2017.11.01)

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(1208) ゲット・アウト (Get Out)

★★★★(星4つ)
人種差別の内容は居心地が悪くなるけど、そう簡単なものではなく、優位性があるからこそ狙われているということでもある。心は奈落の底に漂って身体は別のところに・・・・というのがすごく恐ろしい。会話や笑顔が不気味で油断できない。
(2017.10.27)

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(1207) 女神の見えざる手 (Miss Sloane)

★★★★☆(星4つ半)
そこまでやるか!そんな先まで考えられるものなのか!まさに命を削って仕事をしているスローン。気が回りすぎる彼女を見ているとこちらが疲れる。誰にも気を許さないけど油断を見せたりもする。誰かを傷つけても先へ進む。共感はできないが勝つか負けるかのどちらかしかない世界にいればこうもなるだろう。自分も根回しの行動は得意だった。30代のころは夢中で渉外のような仕事を好んでやっていた。他人が自分の思惑通りに動かないと非常にイラついて悪態もついた。今は平和だ。ただ当時の達成感は半端なかった。スローンの頭の中はどうなっているのだろうか。やりすぎだとわかっていても自分を正当化し裏切りを見つけ排除する。気が休まらない毎日。そんな中で仲間や恋人と信頼関係を築くのは無理かもしれない。仕事以外の楽しみがゼロ。長生き出来ない職業だ。居るだけで安心できるマーク・ストロング。ステキだ。満足できる作品であった。彼女の勢いに押されっぱなしであった。
(2017.10.25)

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(1206) ブレードランナー ファイナル・カット (Blade Runner: The Final Cut)

★★★★(星4つ)
観た気になっていた作品であるが実はそうでなかった。ショーン・ヤングの美しいこと。今のハリウッド女優は親しみやすい人は多いけど完璧な美人となると少ないと思う。レプリカントというヒトでないものを演じられる人は少ないと思う。ヒトではないけど感情が芽生えて弱々しくなる様子はとても可愛らしい。そしてダリル・ハンナの手足の長さ。ルドガー・ハウアーのカッコよさ。ちょっとドルフ・ラングレン入ってるけど。冷徹な雰囲気と無邪気な笑顔。どういうものなのかわからない不気味さが残る。若い頃はルドガー・ハウアーがすごく好きだったが悪役ばかりだった。しばらく見なかったが「シン・シティ」に丸坊主で出ていた。老けてもステキだし存在感がある。「あ、なに!出てる!」と驚いたことを覚えている。主要キャストに名前が載らないクラスになってしまった。この役はおいしい役だと思う。ハリソン・フォードより出番は少ないけど記憶に残る。レプリカントの方に生を感じる不思議な映画だった。丸の内の「爆音上映」で鑑賞した。平日の昼間だったせいもあるが客は中高年だけだった。ショーン・ヤングの肩幅がアメフトみたいに広くて笑った。肩パッドで良かった。
(2017.10.25)

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(1205) アトミック・ブロンド (Atomic Blonde)

★★★★(星4つ)
スパイものを現代でやってもネタがつきているように思っていたので、設定が東西ドイツ時代ということでスパイ活動にはぴったりだった。ベルリンの壁が崩壊する数日前の出来事なので皮肉な感じにもなっている。シャーリーズ・セロンは安定したかっこよさ。ほどよくくたびれているのもいい。「キングスマン」「ザ・マミー」などに出演していた特徴ある役柄と顔立ちのソフィア・ブテラがなんだかすごく可愛い娘で意外。ふつうの子もできるのか。スカルスガルドの息子もちょっと出ていた。ちょっとだけでも印象に残る役。ジェームズ・マカボイ、エディ・マーサ、ジョン・グッドマンなど脇も豪華。時計屋の人も気になる。
(2017.10.20)

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(1204) アウトレイジ 最終章

★★★(星3つ)
一応最終章なので鑑賞。白竜の周辺は上品だ。やくざが全員こんな感じなら揉め事も減るだろう。塩見三省は信頼できる。何を言われてもペースを崩さず、抱き込まれたかのように見せて筋を通す。今の世の中、やくざ映画は作りにくいと思うけど、「仁義を切る」みたいな言葉の意味を考えるにはいいと思う。大森南朋がほがらかで異色。
(2017.10.18)

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(1203) オン・ザ・ミルキー・ロード (On the Milky Road)

★★★★(星4つ)
変な映画だー。でも好きだ。動物がたくさん出てくる。かわいいだけじゃないので油断していると大変なことになる。羊はバカだ・・・。蛇が主役じゃね?と思う場面がある。モニカ・ベルッチ以外、誰も知らない。戦争中なのにどこか牧歌的。悲惨な死もあるのにメルヘンになったり不思議だらけ。すごく印象的な場面が多い。
(2017.10.18)

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(1202) アナベル 死霊人形の誕生 (Annabelle: Creation)

★★★(星3つ)
「死霊館」「インシディアス」など怖いだけじゃないホラーの傑作と同列だと思ったので鑑賞。案外平凡なホラー映画だった。人形が異様すぎるので目立ちすぎだし、娘が人形に特に思入れが強かったわけでもないし、唐突な感じがする。
(2017.10.16)

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(1201) 50年後のボクたちは (Tschick)

★★★(星3つ)
うーん、ちょっと平凡だったかな。もてないこじらせ男子と危ない転校生の盗難車での旅。よくあるパターンで完結していた。舞台がドイツということで言葉や風貌が新鮮に見えたけど、ガキのやることはだいたい同じだ。
(2017.10.10)

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