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映画の感想 (3ページ)

星5つが満点

2ページ/3ページ (61-90)/4ページ映画全体の目次
(61) 殺し屋1 (62) タイムマシン (63) スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 (64) マルホランド・ドライブ (65) キリング・ミー・ソフトリー (66) 竜馬の妻とその夫と愛人 (67) トゥームレイダー (68) 完全犯罪クラブ (69) バイオハザード (70) サイン (71) クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア (72) 凶気の桜 (73) プロフェシー (74) ドライブ  (75) トリプルX (76) トリック (77) ザ・リング (78) スパイダーマン (79) ジョンQ 最後の決断 (80) セレンディピティ (81) ダーティーハリー (82) 光の旅人 (83) (84) ハリーポッターと秘密の部屋 (85) 黄泉がえり (86) マジェスティック (87) マイノリティ・リポート (88) フィアー・ドット・コム (89) トランスポーター (90) 8人の女たち

(90) 8人の女たち (8 Femmes)

★★★★★(星5つ・文句なし)
面白かった!とても豪華だった。突然ミュージカルのようになってしまうので驚くが、(次ぎに唄うのは誰?)と楽しみも増す。英語ではそれほでもなかった歌が、フランス語になると「CD欲しい」と思ってしまう不思議さよ。カトリーヌ・ドヌーヴは貫禄十分で文句のつけようがない。でも、出てきた途端に「好き」と思った奔放でふしだらな妹役を演じた女優がいい。なんとも意地悪そうで、それでも下品にならない。どっかで見たことあるとは思ったら「エリザベス」でどこかの国の女王様を演じていた。いかず後家の女優は「ピアニスト」(かなり痛い映画らしい)の主演でたくさん賞をとったらしい。エマニュエル・ベアールも憎らしい役ではあったが可愛い。着ている服もいいかんじだし、それぞれが見せる「ひらきなおり」の態度がステキ。年齢を問わず女っぷりが見事。ファンデーションなしのメイクは正解。
パンフレットも購買すべし。「アメリ」のように真っ赤で、中にはピンクの薄紙があったり、イラストや写真がきれい。
(2003.03.02)

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(89) トランスポーター (Le Transporteur)

★★★★(星4つ)
「8人の女たち」を見に行ったら映画の日だったので完売。仕方なく時間の近い映画をさがしたらこの作品だったというわけだ。結果・・・面白かった。主人公は「スナッチ」にも出ていたらしい。体はムキムキで喧嘩にめっぽう強いっすよ。油にまみれた喧嘩シーンは笑えた。カーチェイスもすごい。リュック・ベンソンは最近は製作・指揮で監督やってないけど、監督でこけるのが怖いのかな。ヒロインはアジア系美女。口をふさがれている時が一番よかった。あとはちょっとうるさい。見事な脚線美ではあったが。この女の父親役は必見。オバサンみたいなオジサン。笑顔が怖い。忘れられない顔だ。ニースの街並み、海もきれいだった。主人公の家も素敵。女が来るまでは。
(2003.02.01)

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(88) フィアー・ドット・コム (Fear Dot Com)

★★(星2つ)
「リング」「回路」に影響をうけた映画だというので似ているのは仕方ないのかもしれないが、インターネットなどの映像を使ったホラー映画はすでに限界なのかもな。リングをみてなかったらもっと感じることがあったかもしれないけ。ぱっとしない俳優陣。主人公の刑事は「ブレイド」で悪役をやっていた人だったが、あれから名前を聞かなかったな。相手役の女性は「キリング・ミー・ソフトリー」の悪玉。今回は普通の役だったが、これどまりという気も。
(2003.01.30)

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(87) マイノリティ・リポート (Minority Report)

★★★★(星4つ)
まわりの評判がいまひとつだったけど、なんだ、面白いじゃない。トム・クルーズに何を期待するかで評価が違うのかもしれない。M:I-2の時のように、ほどよい日焼けと素敵な車と美女がないからなのか。個人に問いかけてくる広告、道路にはりついて走る車、人工的な部屋など好きな映像がたくさん出てくるので楽しかった。アガサ、かわいいじゃん。初めは嫌なヤツだった司法省の若い役人を演じたコリン・ファレルって、最近よく見かけるが、売れているのか。
(2003.01.28)

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(86) ゴーストシップ (Ghost Ship)

★★★★(星4つ)
怖かった。初めの方にショッキングな映像があって、しばらくそれが忘れられなくて話についていけなかった。幽霊船っていってしまうとすっかりB級扱いになってしまうが私はよくできていると思う。ガブリエル・バーンひさびさに見たな。ヒロインは・・・うーん・・・屈強なかんじ。美女である必要がまったくない映画なのではまり役か。
(2003.01.20)

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(85) 黄泉がえり

★★★★(星4つ)
試写会に連れて行ってもらった。泣いたよ、泣いた。うー。話しがうまくまとまっているし、泣けるツボもたくさんある。カリスマ歌姫の柴崎コウもはっきりと映ってはいなかったが、なかなかよかった。唄っている曲も合っていたし。剛と竹内のやりとりが自然でいい雰囲気だった。剛、ちょっとやせすぎだけどな。 戻ってきてほしい相手が家族ってのがふつうだと思うけど、その人が本当に戻りたい場所がどこなのかっていうのは・・・。強く願う相手が引き戻すっていう設定だが、「お、おまえが俺を呼んだのか!かんべんしてくれよ」っていう相手が待っているケースもあるだろうな。この日の夜の飲みは「おれ、もてるから、誰が呼ぶかわからんな」とか、「うちのオヤジの場合、3週間でもきついかもしれん」などとバカバカしい話で盛りあがり1時まで呑んでいた
(2003.01.09)

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(84) ハリーポッターと秘密の部屋 (Harry Potter and the Chamber of Secrets)

★★★★☆(星4つ半)
上映時間が長いので途中で飽きてしまうのではと心配していた。しかし、始まってみればテンポもいいし、魔法も楽しい。ストーリーも凝っていて、子どもじゃなく大人向けかもしれない。前作よりも面白かった。今回、インチキくさい先生役だったケネス・ブラナーも個性的でよかった。この人、ふだんはちょっと鼻持ちならんタイプだから。ロンのフクロウ、かわいいのう。この映画は吹替えの方が疲れないかも。
(2003.01.08)

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(83) 穴 (The Hole)

★★★★(星4つ)
うちでビデオを一緒に観ていた友人と「新年早々、ブスの非情さを学んだ・・・すげえアマだな」と感心。主人公を演じるソーラ・バーチは何を演じても何かを企んでそうで怖い。昔のクリスティーナ・リッチみたいな個性派なのかな。ま、見てみんしゃい
(2003.01.02・ビデオ)

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(82) 光の旅人 (K-Pax)

★★★★(星4つ)
派手さはないが最後まで惹きつけられる作品。全体的には暗いけど希望が残る。
(2002.12.28・ビデオ)

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(81) ダーティーハリー (Dirty Harry)

★★★★(星4つ)
画像の雰囲気は昔っぽいけど、ストーリーはよくできている。特に犯人像がいまのサイコもののはしりといったかんじで全く色褪せない展開。クリント・イーストウッドはヨボヨボになってからの映画の方が印象に強いけど、かなりいい男。
(2002.12.28・ビデオ)

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(80) セレンディピティ(Serendipity)

★★★★(星4つ)
ポスターを見たときは「まずいかねえな」と思っていた。大甘のラブストーリーだと思ってたから。まあ、そうなのかもしれないが、1時間40分という近頃では珍しい短い上演時間と、楽しい脇役とテンポのいいストーリー展開でけっこう満足。ヒロインであるケイト・ベッキンセール(パール・ハーバー)の顔はちょっと苦手なんだよね(ベッカムの女房がちょっと入ってる)。ジョン・キューザックは年齢不詳。この役にはぴったり。
(2002.12.19)

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(79) ジョンQ 最後の決断 (John Q)

★★★★(星4つ)
ないちゃったよ。病院経営のためには高所得者を優先せざるを得ないことを割り切っている院長役のアン・ヘッシュはイヤな女をうまく演じていたが、今回いちばんおいしかったのは主役のデンゼル・ワシントンよりも心臓科局長を演じたジェームズ・ウッズじゃないだろうか。ジョンと人質との交流やマスコミを味方につけるやりかたはアメリカらしいというか、大雑把で安直。臓器提供を待ちわびる人がたくさんいることもよくわかったし、適合者にたどりつける確率も低いからドナー登録ぐらいはしておこうかなと、ちょっとまじめに考え。映画の最初に車で事故を起す女の人がシャーリーズ・セロンにそっくりだった。
(2002.12.11)

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(78) スパイダーマン (Spider-Man)

★★★(星3つ)
はっきりいって悪役であるウィリアム・デフォーの映画。デフォーは最高。遠くからやってくるグリンチを見て(ああ、デフォー、あんたって何でもやるね!)と感嘆。これだけで十分。あの女のために命は落とせない。そのせいで星は少なめ。
(2002.11.23)

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(77) ザ・リング (The Ring)

★★★★(星4つ)
怖かった。日本版のリングは土地の閉鎖性や因習など、いりくんだ話で引き込むのだけれど、ハリウッド版は「えっ」と思うよな記憶に残りやすいビジュアルで責めてくるので単純に怖い。日比谷の映画館で母親がいやがる子どもを同伴して観賞していた。「おかあさん、こわいよお」という声が聞こえると「大丈夫、シーッ、シッ」とたしなめていた。子どもにはよくない映画だと思うが・・・自分が見たいがために子どもを同伴するのはいかがなものか。こういう母親は最後まで子どもを守ったりはしないだろうな、と冷静になったりして。ナオミ・ワッツは「マルホランド・ドライブ」でいっきにブレイク。
(2002.11.21)

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(76) トリック

★★★★(星4つ)
安心して鑑賞できるシリーズ。しかし、今回いちばん楽しみにしていた生瀬は、竹中直人、石橋蓮司などの脇役が豪華なので目立たなかったかな。数年たって映画化してもそれなりに人が入りそうな映画。
(2002.11.20)

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(75) トリプルX (XXX)

★★★★(星4つ)
面白かった。主役のヴィン・ディーゼルはよく見ると変な顔なんだけど、とにかくキュートで何でも許せる。気を許すと肥りそうなかんじもグー。声も好きだったな。この人、ぜったいやさしい。そう思えるキャラ。同じエージェントでもトムクルや007にはない愛嬌がある。
(2002.11.11)

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(74) ドライブ

★★(星2つ)
このメンバーなら面白いはずだと思ってもはずすんじゃないかと心配だった映画。やっぱり少しずれていた。身内うけの映画。どうだ、面白いだろ!ってかんじがひしひしと伝わってくる。ビールでも飲みながら家で観るにはちょうどいい。車の中でもっと面白い展開があるのかと期待していたら、あっさり終わってしまった。
(2002.11.09)

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(73) プロフェシー (The Mothman Prophecies)

★★★(星3つ)
トリプルX、リング、スズメバチなど、見たい映画はいくつかあったんだけど、早く終わっちゃいそうだったので慌てて観た。サインに似た雰囲気なんだけど、シンプルな怖さを感じた。トラウマがきっかけになって予言に気がついてしまうらしい。気をつけよう(笑)。派手な要素はなにもないんだけど、予言(予兆かな?)を感じて、それを強く受けいれて何か使命感を感じてしまうと墓穴を掘ってしまう(自分の命があぶない)。なーんとなく、ぼんやり過ごしているほうがいいのかも。まあまあの映画。うらぶれた外国の田舎町が印象的。あかぬけない用品店やぼこぼこの道路とか、そういう寂しい街って、どこにでもあるんだ。
(2002.11.06)

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(72) 凶気の桜

★★★(星3つ)
チンピラは所詮ヤクザに取り込まれてしまうって図式。大人陣の江口、原田、本田は渋い。それと対照的な白い3人。絵柄はいいんだけど、結局どうしたかったのかわからない映画。「つっぱると痛い目にあうぜ」ということなんだろうか。
(2002.10.21)

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(71) クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア (Queen of The Damned)

★★★(星3つ)
まわりの評価は低かったんだけど、まあまあだと思った。主人公のレスタトは美男子で見ていて飽きない。仲間の役だったヴァンサン・ペレーズ(視線で妊娠すると評判だったこともあったな・・・)は前から髪はあぶなかったが、今回すっきり短くなっていて、なかなかよかったぞ。しかーし、最初から最後までどうしても納得できなかったのは女王アカーシャを演じたアリーヤと人間の主人公だったジェシー役の女。アリーヤは顔と体のバランスが悪く女王役には無理が。もっとムンムンじゃないと。そしてそして、ジェシー。出てきたときからずっと「まさか、こいつ、ずっと出る?」と勘ぐっていた。早いうちに吸血されて消えてほしかった。いろんな格好でいろんな場所に出没。まさにブスの五段活用状態。最後までおいしい役で腹立ったわ。それにしてもレスタト、おまえがアカーシャを起したんだろう。責任とってやれよ!
(2002.10.16)

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(70) サイン (Signs)

★★★★(星4つ)
評価が分かれる映画だと思う。どんでん返しを期待するからそうなるのかも。「シックス・センス」ではたしかに驚かされた(始まってすぐに「シエスタ」という古い映画を思いだし、ブルース・ウィルスがどういう状況なのかわかってしまったが・・・それが最初にわかっても最後まで面白い映画だったと思う)。「サイン」は予告ではかなり大掛かりな展開になるのかと予想されたが、実際は人間の内面に向き合う映画だった(金かかってなさそう)。「ジェヴォーダンの獣」の獣(出てくるまではよかった!)のように、はっきりと姿を見せないのも巧いと思った。あやふやに見せて恐怖心を煽る。音で怖いところが多かったな。どんな状況になっても、それを克服するのは自分なんだなって思った。
(2002.10.12)

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(69) バイオハザード (Resident Evil)

★★★★(星4つ)
平日のお昼時、たった一人の観客だった。こわいぞ、この状況が! ゲームも怖かったが、この映画も怖かった。コンピュータ制御されたハイテク・ビルの管理システムが現実的で怖かった(特にエレベーター・・ぎょえー)。映画「キューブ」を思い出す死に方もあった(レーザーでバラバラ。うわー)。怖いよう。ミラ、そんな格好のまま戦うな。もうひとりのヒロイン「ガール・ファイト」のおっかない顔の女(なんとかロドリゲス)とまるで対照的。ゾンビもいっぱいでてきた。ぎょえー。ラストは続編の匂いがプンプンした。ミラの裸が拝める。とにかくテンポのいい映画。
(2002.10.10)

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(68) 完全犯罪クラブ (Murder by Numbers)

★(星1つ)
最初はよかったんだが、そのあとはお粗末な展開。結局、女が絡んで仲違い。ああ、ありがちー。サンドラ・ブロック、眉間に皺が貼りついていてびっくり。だいぶ老けた。役柄は悪くないんだけど、この人、これからどうなっていくのかな。映画館までどうして足を運んでしまったんだろうか・・・そんな映画だった。
(2002.10.02)

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(67) トゥームレイダー (Lara Croft: Tomb Raider)

★★★(星3つ)
主人公の顔やスタイルにアンジェリーナ・ジョリーはぴったりだったが、ゲームではララはいつでもひとりで戦っていたので、映画には一緒に戦う人間が多すぎてうるさかったかな。彼女の環境は女バットマンといったかんじで富豪の娘。この設定は好きだな。ビデオで十分だけど、まあまあかな。
(2002.09.29・ビデオ)

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(66) 竜馬の妻とその夫と愛人

★★(星2つ)
三谷幸喜の脚本ということで期待大だったが、思ったよりテンポが悪く長く感じてしまった。鈴木京香は「助太刀屋助六」のときは老け顔が気になったが、今回は悋気な雰囲気がよく出ていた。木梨と中井のかけあいも面白かったが途中で飽きてしまった。チラッと出てくる坂本竜馬を演じたトータス・松本がいちばんおいしかったのではないか。家には優しい旦那がいて、外には強い愛人がいる。これ、おりょうじゃなくても理想でしょ。
(2002.09.18)

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(65) キリング・ミー・ソフトリー (Killing Me Softly)

★★(星2つ)
へザー。あの顔立ちが現実的じゃないんだよね。お人形さんみたい。オッパイは立派だったけど。仕事も中途半端みたいだったし。仕事の途中で美容院にも行けるようだし。昼間っからさんざんビールを飲んでツッコミたくて見た映画なので、この状況にはぴったり。友人は着替えまで持ってきてくつろいでた。セックスの場面もCM以上の過激なものはでてこなかった。ちょっとガッカリ。ジョセフ・ファインズは好きな顔(寄り目)だし、体もよかったが、エロチック・サスペンスというほどでもない。
(2002.08.29・ビデオ)

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(64) マルホランド・ドライブ (Mulholland Drive)

★★★★☆(星4つ半)
どうして映画館で見なかったんだろう。デイヴィッド・リンチの映画は見ればみるほど混乱して最後はなんともいえない気持ちになる。「ロスト・ハイウェイ」は結局どういうことかわからなかったし・・・。でも、今回は辻褄が気にならなかった。ネタバレかもしれないけど(だって、本当のところはよくわからないし)、12号室で死んだ彼女の夢。彼女のセリフ「一緒にいたいわ」。泣けた。
(2002.08.25・ビデオ)

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(63) スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 (Star Wars: Episode II - Attack of the Clones)

★★★★(星4つ)
やっと見た。恋愛のエピソードはいらん。そう思ったが、これがないと話しが続かなくなっちゃうからね。オビ=ワンが単独任務をしている間にアナキンとアミダラはいちゃいちゃしていやがった。アミダラ着替えすぎだよ。今回の主役はヨーダだと思う。オビ=ワンを演じたユアンがインタビューで「この映画は誰の助けもいらない」と言ってた。つまり誰がやっても何を演じても、あまり意味がないっちゅうことかな。
(2002.08.14)

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(62) タイムマシン (The Time Machine)

★★★★(星4つ)
いきなり80万年後かい!とつっこみたくなるが、「予想と違っていたけど、面白かった」という感想が多いことに私も同感。主人公を演じるガイ・ピアースの変な顔(「メメント」の時はまあまあだった)にちょっとがっかりしたけど、後半は野性味がでてほっとした。映画「ファイナル・デスティネーション」でも言っていたが、「逃げたように思えても、死は必ず追ってくる」ということだ。昔読んだマンガなんだけど、近所で葬式が続き、家が並んでいる順番だということに気がつく。慌てて引っ越したが転居先まで死は追ってきた・・・という内容。怖かった憶えがある。「もしも、あの時・・・」というのは意味がないということと、今できることをするしかないのだというのがわかった映画。月が崩れるシーンはショックだった。
(2002.08.12)

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(61) 殺し屋1

★★★(星3つ)
殺戮エンターテイメント。もちろんR18指定。浅野忠信も最初はこの役を断わったらしい。「こどもがいますから」って。そりゃそうだろうな。血と内臓と痛みがいっぱいの映画。この映画で学ぶものはなにもない。でも、泣き虫の殺人鬼とそれに焦がれるマゾのヤクザ。この関係が面白い。ここだけは恋愛の要素あり(かなりねじれているけど)。このへんをもうすこし丁寧に描いてほしかった。気持ち悪い描写がたくさんあるけど、作り物っぽいのでだんだん気にならなくなる。
(2002.07.26・ビデオ)

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