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映画の感想 (4ページ)

星5つが満点

3ページ/4ページ (91-120)/5ページ映画全体の目次
(91) ピーターパン2 (92) レッド・ドラゴン (93) アレックス (94) 新・仁義なき戦い--謀殺-- (95) ロード・オブ・ザ・リング--二つの塔-- (96) ボウリング・フォー・コロンバイン (97) WATARIDORI (98) アナライズ・ユー (99) スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする (100) ドリームキャッチャー (101) 魔界転生 (102) X-MEN (103) X-MEN2 (104) the EYE  (105) 13ゴースト (106) ダブル・ビジョン (107) トゥー・ウィークス・ノーティス (108) バウンド (109) EXエックス (110) デッドコースター (111) マトリックス・リローデッド (112) HERO (113) 刑務所の中 (114) ドニー・ダーコ (115) 10日間で男を上手にフル方法 (116) メルシー人生 (117) 踊る大捜査戦 (118) 名もなきアフリカの地で (119) 閉ざされた森 (120) 座頭市

(120) 座頭市

★★★★(星4つ)
銀座の映画館は平日なのに8割くらいはいっていた。洋画ばかりを見ていたせいか、時代劇のテンポのゆるさに戸惑ったが、見ているうちに慣れてきた。とにかく座頭市は強い。悩みや戸惑いがなく爽快。浅野が演じる浪人も、仕事のために躊躇することなく人を斬る。個人的にはタカのボケが一番面白かった。ベタだけど。
(2003.09.24)

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(119) 閉ざされた森 (Basic)

★★★★☆(星4つ半)
矛盾点を突きながら展開が様変わりする内容には慣れていたけど、まだ最後があった。ラストの妙なスッキリ感は好き嫌い分かれるかもしれない。私は好き。たいていは嫌いな場合が多いジョン・トラボルタ。今回は好き。声がいいなあと思った。顔と一致してない繊細そうな声が。上映時間も短くていい。
(2003.09.22)

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(118) 名もなきアフリカの地で (Nowhere in Africa)

★★★★(星4つ)
昔の暮らしが忘れられない妻と、それを見て苛立つ夫。それとは対照的にすべてを自然に受け入れる娘。娘の話かと思ったが、夫婦の成長の物語だった。映画を見た人の満足度が非常に高かったこの映画。観客のほとんどが(レディーズ・デイではあったが)中高年の女性。好きそうな内容ではある。パンフに書いてあった。料理人のオウアを演じた俳優のこと。彼に出演を頼もうと思っていた監督。しかし住所が不定だった。やっと見つけたとか。かなり自由に暮らしているらしい。
(2003.09.10)

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(117) 踊る大捜査戦

★★★★(星4つ)
女キャリアのイヤーな態度がうますぎ。やりすぎ。それにしても安心できる映画だ。いつもの面子を揃え、いつものやり取りが始まり、青島と室井の関係もいい。小泉孝太郎もよかった。最後までわからなかったけど。この路線、いいんじゃないの。
(2003.09.08)

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(116) メルシー人生 (LE PLACARD)

★★★★(星4つ)
映画館で見たかった映画。やっぱり面白かった。「ヴィドック」で主役だった鼻の大きいジェラール・ドパルデューがホモ嫌いの人事部長を余裕で演じている。テンポもいい。『10日間で男を上手にフル方法』の後にみると、このテンポのよさがよくわかる。よく知らない俳優でも、こんなに面白いんだから。子猫がでてくるんだけど、これがまたカワイイんだよ。猫はこんなにカワイイのか?犬派の私にはびっくり。
(2003.09.06・DVD)

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(115) 10日間で男を上手にフル方法 (How to Lose a Guy in 10 Days)

★★☆(星2つ半)
『10日間で男を上手にフル活用』と言ってしまい、とんだアバズレぶりを発揮してしまった。主演のケイト・ハドソンはまだ24、25くらいだと思うのだが、こなれているというかオバチャンぽいというか。オカンであるゴールディー・ホーンに口元は似ているが全体に薄い顔立ち。予告で「サハラに舞う羽根」という歴史叙事映画をやっていて、そこにも出演しているらしい。特筆すべきはケイトのオッパイ。すごく小さいの。ブリジット・フォンダも豊胸手術したしな。時間の問題かな。マシュー・マコノヒーは顔も体もいい(ちょっとなで肩)し、笑顔が最高。コメディーもいける。マシューだったら10日と言わず1日だっていい。だけど、なんとか嫌われようとする方法が、本当にイヤな気分になる内容(男の部屋をかわいいもので飾る、幼児語を使う、仕事中に電話をかけて困らせる・・・)なので、わざとやっているとは解っていても見ているだけでむかついてくる。そんなことされてまで我慢するなんて、ちょっとおかしいぜ!そういうかんじになってくる。お互い惹かれていくんだが、これだけイヤなことをされ続けたら、ちょっとやそっとのいいことじゃ返上できないと思うが。そのへんが強引かな。知らずに行ったら映画の日だった。1000円でちょうどいい。
(2003.09.01)

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(114) ドニー・ダーコ (Donnie Darko)

★★★(星3つ)
本当に惜しいよね。「マルホランド・ドライブ」「シエスタ」「シックスセンス」「アザーズ」の系統。違うのはティーン・エイジャーってことだけかな。くせのある俳優がたくさん出ていて何気なく豪華。ああ、惜しい。
(2003.08.31・DVD)

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(113) 刑務所の中

★★★(星3つ)
何もやることがないとき、ぼんやりしたいとき、この映画はぴったりだと思う。個性的な俳優が同じ状況で抑えながらの演技。のんびりと穏やかに・・・なんとしてでも刑務所に入りたくなる映画。
(2003.08.29・DVD)

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(112) HERO (英雄 Hero)

★★★★(星4つ)
この監督の「あの子を探して」「初恋のきた道」など、クソみたいな映画を作っているので、心中「けっ」という思いがあった。またワイヤーアクションだろう・・・グリーン・デスティニーで痛い目にあってるし。だったら見に行くなよ。と自分で自分にツッコミをいれながらの1800円の平日。いや、これが、面白かった。戦記のわりには血があまり流れないし、余計な人物がでてこないし淡々と進む。ワイヤーアクションも抑え気味で許せる範囲だった。アジア映画の難点は、やはり似た顔をさがしてしまうことだろう。チャン・ツィイーの笑顔は高見恭子そっくり(どちらも大嫌い)。トニー・レオンは蓮池薫さんの兄に見えてしまった。その恋人役のマギー・チャンは浅野温子だ。色彩の映画。ストーリーは単純ながらも心にしみいる。1時間50分という長さもいい。
(2003.08.28)

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(111) マトリックス・リローデッド (The Matrix Reloaded)

★★★☆(星3つ半)
やっと見ることができた。マンガだね。いや、面白いんだけどね。ネオは空飛ぶバンパイアみたいだった。モニカ・ベルッチ、トリニティとのラブ・シーンを交えて大人の雰囲気もあるにはあったが。モニカのツンとした角度が「大奥」の浅野ゆう子にそっくりで笑った。モーフィアスの放心状態も笑ったな。あの説教、あの衣装、あの自信、どう収拾するのか。また次回!
(2003.08.07)

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(110) デッドコースター (Final Destination2)

★★★★(星4つ)
「ファイナルデスティネーション」の続編。邦題を変えたのはグー。しっかし、これまたイヤーな死に方ばかり。ビジュアルは前作を上回る。一瞬ずらしてドカンとくるので息のつけない90分。 死を覚悟したヤク中が自分の部屋の鍵を別の子に託し「俺に何かあったら部屋のヤクとエロ本を捨ててくれ。オフクロが悲しむからな」と言うところは笑った。しかし、その言葉通り悲惨な出来事が。3作目もありそうな予感。
(2003.07.09)

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(109) EXエックス (Extreme Ops)

★★★(星3つ)
スポーツの枠を超えて最新ポップカルチャーの象徴となったエクストリーム・スポーツ。それを道具に展開する映画。キャストは知らない人ばかりだったが、CGを使わないという点ではかなり新鮮で興奮する。テロを交えたストーリーはおまけというかんじだったが、そういう要素をいれないとただのビデオクリップになってしまうから仕方ないか。
(2003.07.07)

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(108) バウンド (Bound)

★★★★☆(星4つ半)
ショーガール」で初めてジーナを見たが、口角があがった唇が印象的だった。今回は少年のようなシンプルな装いで格好いい。この映画は「マトリックス」をつくった監督の作品。どちらかといえば室内での展開だが退屈しない。最後まで目が離せないスピーディーな展開。最後も好き。拾い物。
(2003.07.01・DVD)

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(107) トゥー・ウィークス・ノーティス (Two Weeks Notice)

★★★★(星4つ)
サンドラ・ブロックの「完全犯罪クラブ」には痛い目にあったが、今回はコメディーなので思いきって映画館に行った。よかった。テンポがいい。オープニングで、サンドラとヒュ―の子ども時代の写真が順番に移る。英国でのんびり上品に育つヒュ―と、ヤンキーのサンドラ。その比較が面白い。ヒューも、「ブリジット・ジョーンズの日記」での嫌味でHな上司ぶりが最高によかったが、今回の甘ったれ役もぴったりだ。たぶん、そのまんまなんだろう。そう思わせるくらいピッタリくるふたりだった。
(2003.06.04)

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(106) ダブル・ビジョン (雙瞳 Double Vision)

★★★☆(星3つ半)
何気なくいろんな映画に出ているデビッド・モース。「交渉人」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「グリーンマイル」にも出てたな。相方は「愛人ラマン」のレオン・カーファイ。ずいぶんやせたな。ストーリーは悪くない。だのに長く感じてしまったんだよね。納得できな部分もあったしな。でも、アジアのホラー映画の中では、なかなか繊細な題材でよかったかもしれない。
(2003.06.02)

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(105) 13ゴースト (Thir13en Ghosts)

★★★(星3つ)
一番まずかったのは主人公のアーサーを演じた人が「ギャラクシークエスト」のチェン技師だったこと。深刻な表情をしていても、いつかクスッと笑い出す気がして真面目な気持ちで見ていることができなかったんだよね。アーサーが相続した屋敷のガラス張りの部屋、豪華な調度品、個性豊かな風貌のゴーストたちなど、ビジュアル面では見ていて楽しいが、ストーリーが平凡だったかな。ゴーストを捕らえる様子が怖かった最初の場面以降はそれほどドキドキしなかったな。もったいない。
(2003.05.20・ビデオ)

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(104) the EYE (The Eye)

★★★★(星4つ)
怖い。まじで怖い。何度も鳥肌がたち、途中何度も後悔した。しかし、この映画、単なるホラー映画ではない。怖いが泣けるのよー。見た後は怖すぎて、一緒に見ていた友人と呑み過ぎてしまい、カラオケボックスで4時間すごしてしまったほどだ(いつもと一緒か)。
(2003.05.14)

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(103) X-MEN2 (X2: X-Men United)

★★★★(星4つ)
ハル・ベリーの株があがり、いきなり出番が増えてたな(マントは邪魔じゃん?)。ヒュ―・ジャックマンも若返り、前回ほど汚らしくなかったように思う。前回よりはストーリーも面白かったし、特殊効果にも見所がたくさんあった。アンナ・パキンは「スパイダーマン」のキルスティン・ダンストみたいに肥ったオバサン顔になる予感が。気をつけてほしいな(余計なお世話か)。変な顔のアラン・カミングが結構すきなので、今回初登場のナイトクロウラー役は嬉しかった。 本編前の「マトリックス」の予告内容がふくらみ、ますます期待が大きくなった。やせてしまっているキアヌに早く会いたい。
(2003.05.10)

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(102) X-MEN (X-Men)

★★☆(星2つ半)
友人がクソミソに言ってので見なかったが、今回のX-MEN2の予告が面白そうだったので、まず最初のを見ることにした。うーん。なんだかすごく中途半端なんだよね。強くないってのが一番まずいんじゃないか。人数がそろっていても、まったく役に立ってないかんじ。ひとりひとりの技が生きてない。ヒュ―・ジャックマンが二枚目っていうのを知っているので、血走った目、長すぎるもみあげにも不満(デビルマンのような髪型もいやー!)。爪を出すとき以外は二枚目でやってほしい(無理な相談か)。ローグ役のアンナ・パキン(「ピアノ・レッスン」「グース」)も子どものときのまんま大きくなっていたが、あんまり可愛くない。青い肌のミュータント、ミスティークが一番かっこいいと思う。

アメコミって、マヌケなヒーローが多いんだよな。「バットマン」のマンガで、ロビンが「バットマン、タクシーで行こう」と提案。それを聞いたバットマンは「いや、ロビン、この時間は渋滞しているからダメだ」って、おまえら本当にヒーローか!ってのけぞった想い出が。

「超人ハルク」も変なんだよ。怒りをパワーにして変身するハルク。それって不正に対する怒りがふつうじゃん?なのにさ、バーゲン会場でオバサンにつきとばされて転んじゃってさ、それで怒って変身だよ。うそだろ!ハルク!
(2003.05.06・ビデオ)

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(101) 魔界転生

★(星1つ)
いやー、まいったよ。昔の魔界転生はぼんやりとしか覚えてないけど、ジュリーの天草四郎はもっと妖艶で存在感があったような気がする。今回はっきりわかったのは佐藤浩市はかっこいいってことだった。真田広之も時代劇には強いけど体が小さいから辛いところもあるが、佐藤浩市はなかなかの存在感だぞ。最初の方に加藤雅也との決闘があるんだけど、このふたりの絵面がよくて、このままふたりでずっとやってくれと願った。それなのに加藤雅也は早々に退散。ガッカリ。窪塚くんにいたっては「あれ?そこにいたんだ」ってかんじ。衣装も変だしな。大道芸人みたいだった。鳥に乗ってるときはコケそうになった。それにさ、甦った宮本武蔵を誰が演じたと思う?長塚京三だよ。理想の上司だよ。あははは。麻生久美子、声はいいね。後半、十兵衛が父親(中村嘉葎雄)と剣を交えるところはなかなかの気迫。それ以外は語るほどのものじゃないね。1000円で助かった
(2003.04.30)

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(100) ドリームキャッチャー (Dreamcatcher)

★★★★☆(星4つ半)
CMで見た印象とは違った。まさにB級。不思議な力、未知の生物、血まみれの死体、あたたかい友情、軍隊、なんでも盛りこんである映画。恐怖の正体を見たときは笑いそうになったが、ここまで引っ張るのはたいしたもんだ。スティーブン・キングの原作は子ども時代の描写が懐かしく温かいのでホラー映画とは思えない気分になることも。「仕事の時間だ」って言葉がいい。気に入った。気になるのは「ヤマビル」みたいのがたくさん出てくるところ。ヤマビルの人気(?)はまた暴落するんじゃないか?思慮深く温厚なモーガン・フリーマンが今回はイヤなやつで登場。新鮮。

本編の前にアニマトリックス(マトリックスのフルCG)を10分上映。CGもここまできたのかってかんじ。
(2003.04.24)

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(99) スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする (Spider)

★(星1つ)
今週いっぱいで終わりだったので慌てて見に行ったがサービスデー1000円で助かった。このての雰囲気は最近多いような気がするので「衝撃のラスト」という文句もどうかと思う。ふつうじゃん、ってかんじ。レイフ・ファインズは確かにうまい。「レッド・ドラゴン」の時のいい体からすっかりシナシナの病弱男に変身していた。ひさびさに男っぽいガブリエル・バーンを見られたことはよかった。奇才クローネンバーグ監督。今回は平凡。
(2003.04.16)

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(98) アナライズ・ユー (Analyze That)

★★★★(星4つ)
全体の評価は低いみたいだけど私は好き。たぶん、このふたりの組合せが好きなんだと思う。最初から最後まで小市民的な振る舞いをするビリー・クリスタルにずっとクスクス笑いをしていた。社会的な立場を気にしながら虚勢を張るふたりが似たようなトラウマを抱えさめざめと泣き出す。大人に必要なのは感情を爆発させることなのかも。前作より今回の方が笑えたかな。
(2003.04.09)

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(97) WATARIDORI (Le Peuple Migrateur)

★★★★★(星5つ)
ただ生き延びることが目的。その単純な目的にただただ感動。スタッフは超軽量飛行機や気球をつくり、鳥のそばで暮らし、撮影機材の音や人間を自然の一部と感じるように3年をかけたらしい。そのおかげで鳥と並んで飛ぶことに成功。鳥が自分たちを仲間だと認識して一緒に旅をしてくれたことに感動を抑え切れなかったという。もちろんスタッフは出てこない。しかし、悠々と飛んでいるように見える鳥が厳しい自然の中で休むことなく羽を動かしている様子を一緒に飛んでいるような気分で見ている自分に気がつく。乗り物酔いに近い感覚になったこともあった。それくらい臨場感あふれる撮影だった。前から飛んでくる鳥を避けようとしたり(笑)。羽ばたき方や着地のスタイル、鳥によってまったく違う。同じルートをたどるため、鳥の下の風景は毎年変わる。広大な針葉樹の上もあれば工業地帯もある。工場の排水で体を洗う。毎年餌をくれるおばあさんの家に立寄る。そしてまたすぐに飛び立つ。「生命力」を感じる必見映画。ビデオを待たず、これは是非、映画館の大きなスクリーンで。
(2003.04.06)

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(96) ボウリング・フォー・コロンバイン (Bowling for Columbine)

★★★★★(星5つ)
マイケル・ムーアは、その大きな体をゆすりながら、問題の核心に迫るためマイク片手にアポなし突撃取材を敢行していく。アメリカは恐怖心をうえつけられやすく、「やられる前にやれ」になってしまうのだろうか。日本の呑気さも問題があるが、アメリカよりは病んでないと思えてしまう。
カナダ人は家に鍵をかけないらしい。それを確認するために監督がたくさんのドアを開けて歩く。本当に開けっぱなしなのだ。開けられた当人は明るく挨拶をし、監督は「僕を撃たないでくれてありがとう」と笑う。「君を撃つ?撃ちはしないさ」と、アメリカと変わらず銃の所持率が高いカナダ人は笑う。何故なんだろうか。何がアメリカと違うのだろうか。不思議な力を持ったドキュメンタリーでした。
(2003.03.29)

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(95) ロード・オブ・ザ・リング--二つの塔-- (The Lord of the Rings: The Two Towers)

★★★★★(星5つ)
映画にする物語があるとすればこの「指輪物語」だと思う。子どもの頃に想像できなかった風景や人物をいい意味で押しつけてくれる。ああ、こういうかんじ!そうそう。っていうのかな。うまく言えないが。フロドは相変わらずCGみたいなアップが多いが、旅の仲間が分かれて行動しているのでイライラしなくてすんだ(アラゴルン部隊に集中できるから)。それにしてもアラゴルン、本当に馬とキスしておった(リブ・タイラー)。リブだけならまだしも、これ以上おんなを絡めるのはやめてちょうだいよ。レゴラスとギムリの掛合いも楽しい。仲間ってかんじじゃないか。援軍として途中参加してくるハルディアがすごく好きなんだがちょっとしか出てこなくて残念。ゴラムの吹替えの声よかった。卑屈なかんじがよく出ていた。「ハリーポッター」のトビーとだぶるけどね。フロドの顔にもだぶる・・(そこまで嫌いか!)
木が喋ったり、動いたりする。こういうのすごく好きなんだよね。いいぞ!「森林組合」!すごい活躍じゃないか。3部も早く見たいけど、これが最終章だと思うと複雑。
(2003.03.10)

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(94) 新・仁義なき戦い--謀殺--

★★★(星3つ)
深作監督のシリーズはほとんど見ていたが、最近のヤクザ映画はまず見ない。どういう心境で映画館に足を運んだのかは自分でも不明。ストーリーもわかりやすい。冷静で頭のいい克典と、短気で暴力的な渡辺謙。ま、どっちも死ぬでしょ。ってのが見えている。伊原剛志、高知東生も出ていた。ちょっとしか出ないヒットマンに坂口憲二。非常にいい男に見えた。隆大介と渡辺謙は似ている。夏木マリ、笑えるほど極道の女。南野陽子は嫌いだったけど、いい意味で落ち着いていた。
(2003.02.19)

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(93) アレックス (Irreversible)

★★★(星3つ)
暗くて痛い映画。レイプを扱っているので星をつけにくいが、映像が過去へとさかのぼってグルグルまわり、メメントのような雰囲気を持っている。最初から最後までオチンチンのオンパレード。最後に数回ぼかしが入ったが、そのまえにあれだけ見せておいて意味があるのかどうか不明。未来に起こることはすべて決まっている。それが衝撃的な事件であっても回避できない。そういった会話が続く。しかし、夜更けにあの格好で地下道を歩けば・・・・つっこみたくなるぞ。ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチは実生活でもパートナーだが、最近別れたらしい。モニカ、相変わらずだしおしみしないねー。平日の昼間、お客サン3人。自分が地下道を歩いているようで怖かった。
(2003.02.13)

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(92) レッド・ドラゴン (Red Dragon)

★★★(星3つ)
本は上下巻の長編だからまとめるのは大変だったろう。主人公にエドワード・ノートンをもってきたのは正解だったと思う。犯人を演じるレイフ・ファインズも巧いが、この犯人の過去をもう少し丁寧に描いた方がいいのではないかと感じた。何話つくっても毎回レクター博士が中心でなくてはいけないのだろうか。それでもレクター博士になじんでしまったので安心して観賞できる作品だと思う。エドワード・ノートンのなで肩、目立つな。むんむんのサルマ・ハエックとつきあってるらしいが、大丈夫なのか、その細い体で。
(2003.02.12)

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(91) ピーターパン2 (Return to Never Land)

★★★(星3つ)
ピーターパンの話には思い入れがなかったので渋っていた。上映時間も短いし、22歳のかわいい子が「見に行ってくらしゃい」と言ったので。まあ、ふつうに面白い。だが、妖精ティンカー・ベルを見ているうちに、その妙な色気が気になって仕方ない。派手な顔とむっちりしたモモとか。もっと中世的なもんだと思っていたんだよね。 吸盤をペッタンペッタンと鳴らしながら移動するタコが面白かった。
(2003.02.06)

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