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映画の感想 (34ページ)

星5つが満点

33ページ/34ページ (991-1020)/35ページ映画全体の目次
(991) Mr.ホームズ 名探偵最後の事件 (992) 最高の花婿 (993) バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 (994) 砂上の法廷 (995) ボーダーライン (996) ミラクル・ニール! (997) ルーム (998) COP CAR/コップ・カー (999) 獣は月夜に夢を見る (1000) スポットライト 世紀のスクープ (1001) 孤独のススメ (1002) ハロルドが笑う その日まで (1003) レヴェナント:蘇えりし者 (1004) アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち  (1005) フィフス・ウェイブ (1006) 追憶の森 (1007) シビル・ウォー キャプテン・アメリカ (1008) アイアムアヒーロー (1009) ズートピア (1010) ヘイル、シーザー! (1011) マクベス (1012) 心霊ドクターと消された記憶 (1013) 君がくれたグッドライフ (1014) スノーホワイト 氷の王国 (1015) 神様メール (1016) エンド・オブ・キングダム (1017) 素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 (1018) マイケル・ムーアの世界侵略のススメ (1019) デッドプール (1020) さざなみ

(1020) さざなみ (45 Years)

★★★(星3つ)
友人が英語の先生と映画の話をするために原題を意識していると言っていた。それから自分も原題が気になりだしてので、今後は記載していこうと思う。

相手を理解し寄り添うのだと決めた妻が、何かの拍子にパッと冷めて固まっていく様子がリアルで怖い。「フレンチアルプスで起きたこと」でもそうだったが、男がわかりやすい表現をしたときに、心底軽蔑してしまったら最後、女はもう戻らない。この映画でも、表面的にとりつくろうと決めた女が、だんだん苦しくなっていく様子は、観ているこちらまで苦しくなる。狼狽していた男が女の変化を感じ取り、謝罪やわかりやすい気遣い、おまけにパーティーで泣いたりまですると、それはもう、いっきに零点を超えてマイナスになっていく。最悪なのは男は全く気がついていないってことだ。夫婦はもう外側しか残らない。秀作だが苦しい。なので星を下げた。男はこれでもう問題ないと思い安心する。正直な告白が武器になると思い込んでいる。男女の決定的な違いを認識させられる。
(2016.06.03)

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(1019) デッドプール (Deadpool)

★★★★☆(星4つ半)
想像以上に残酷でエロい。ジーナ・カラーノがデブになっていてガッカリ。役作りとは言えないよね?全身をちゃんと映していないことも、デブ化が想像以上だと思われる一因。この顔好きだなと思った人は「トランスポーター」の人だった。この時は細見だったが今回は筋肉で太くなっていた。そして主演のライアン・レイノルズ。好きでも嫌いでもない人だが、こういう役もできるのかと見直した。下ネタも多いし。いちいち態度が悪いので面白い。もともとヒーローとして行動していたわけではなく、チンピラ仕事で小銭を稼ぎ、娼婦とハッピーに暮らしていた人なので、不死身になったところでチンピラ臭は消えない。そういうところは徹底していていいと思う。入場者プレゼント。ちょっと嬉しかった。
(2016.06.01)

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(1018) マイケル・ムーアの世界侵略のススメ (Where to Invade Next)

★★★★(星4つ)
ちょっと長いけど面白かった。アイスランドの女性たちが言っていた「アメリカ人は、もっと隣人のことを考えるべき」というのが印象的。イタリア人は有給休暇でストレスフリー、結婚、出産で更に有給休暇が追加されると聞き、監督は無言に。アメリカには有給休暇というのは一般的ではないらしい。ドイツは仕事の充実度が高い、フィンランドの教育制度はユニーク。宿題をなくして統一テストを辞めたら世界で一番学力が高くなった。アイスランドは女性首相が誕生し、金融危機で潰れなかった銀行は経営者が女性だった。理由は「女は見えないところに投資しない」「無茶な投資をするのは男性ホルモンじゃない?」ということろには笑った。そして銀行の経営者たちが左遷(アイスランドの遠い地へ飛ばされた)。リーマンショックで罪を問われなかったアメリカの経営陣とは大違い。フランスの小学校はデザートやチーズを選べる。コーラをすすめても飲まないなど、ちょっとわかりやすすぎるところもあるが、初期の啓蒙には効果がある。「アメリカ人はリアリティ番組の視聴時間がとても長いらしいけど、そんなことよりも他の国に行き、知ることが大事なんじゃない?もっとよその国に興味をもつべき」と発言していた人がいたが、これだと思う。アメリカ人は紛争地域には出かけていくが、「ただ知る」ということはしない。尊重する、共有する、そういう能力が足りないのだと思う。
(2016.06.01)

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(1017) 素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 (De Surprise)

★★★★☆(星4つ半)
「孤独のススメ」「ハロルドが笑うその日まで」「君がくれたグッドライフ」「神様メール」も面白かった。ヨーロッパ映画に注目だ。知らない俳優ばかりだが、内容がよいのでかえって集中できる。宣伝ではコミカルな面が強調されていたが、それだけではないユニークな映画。こういう代理店、あっても不思議じゃない。
(2016.05.28)

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(1016) エンド・オブ・キングダム (London Has Fallen)

★★(星2つ)
アーロン・エッカートが好き。昔はジェラルド・バトラーも好きだったが、最近は作品も風貌も微妙。実戦になるとマイクはバカみたいに人を殺すし、相手を挑発するようなことまでわざわざ言う。こいつは殺しが好きなのでは?と思ってしまう。誰かに仕えていないと危ない男だと思う。アーロンとエアフォースワンに乗りたい。その時はジェラルド・バトラーには近くにいてほしくない。
(2016.05.28)

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(1015) 神様メール (Le tout nouveau testament)

★★★★☆(星4つ半)
面白かった。最悪なオヤジ(神)と鈍そうな母(女神)、そして反抗心から世の中に干渉する娘。利発で行動的で優しい娘がすごくいい。彼女に選ばれる6人の使徒のそれぞれのエピソードも素晴らしい。自分の作ったルールに縛られて散々な目に遭う神であるが、まさに罰が当たるといったかんじの皮肉が面白い。エンディングの刺繍もかわいい。
(2016.05.27)

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(1014) スノーホワイト 氷の王国 (The Huntsman: Winter's War)

★★★(星3つ)
クリス・ヘムズワース出ているので観に行ったのだが、安定した格好よさ。エミリー・ブラントを美人だと思ったことがなかったのだが、今回はシャーリーズ・セロンと対照的で、色も雰囲気も良かった。ジェシカ・チャステインは売れてるな。色々な作品に出ている。クリス・ヘムズワースとの絡みが心底うらやましい。物語はどうでもいいかんじ。スノーホワイトもどうでもいいかんじの扱い(監督と不倫してたからしょうがないか)。
(2016.05.27)

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(1013) 君がくれたグッドライフ (Hin und weg)

★★★★(星4つ)
「僕が星になるまえに」と似たかんじの映画。仲間との旅の終わりに待受ける死。旅の過程はありきたりなドタバタでありながら、死の過程もきっちり見せる。死ぬ時を選べるというのは贅沢なのかもね。周囲にとっては悲しみや怒りを伴うが、本人の意思を尊重したのだからと思える日が来るのかも。身近な人の死で自分の人生を考える。そしていつか、自分自身が当事者になり誰かに何かを考えさせるのか。
(2016.05.22)

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(1012) 心霊ドクターと消された記憶 (Backtrack)

★★★★(星4つ)
このタイトルは「記憶探偵と鍵のかかった少女」を思い出させる。タイトルからしてB級だが内容は悪くなかった。人の記憶は都合よく塗り替えられる。そうすることで自分自身を助けることもあるだろう。

角川シネマ新宿のトイレに貼ってあった。「手を洗ったか忘れたのか?」このタイトルは「記憶探偵と鍵のかかった少女」を思い出させる。タイトルからしてB級だが内容は悪くなかった。人の記憶は都合よく塗り替えられる。そうすることで自分自身を助けることもあるだろう。


(2016.05.14)

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(1011) マクベス (Macbeth)

★★★(星3つ)
シェイクスピアは知っているが、その作品の詳細を実は知らない。有名な作品なので結末だけは知っているし、台詞が多いので飽きてくる場面もある。いい感じの人だなーと思う俳優が何人かいた。
(2016.05.14)

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(1010) ヘイル、シーザー! (Hail, Caesar!)

★★★(星3つ)
こんなもんかな、といった印象。コミカルだけど、そこまで面白いか?スタジオで起こる事件もたいしたことないかんじ。俳優陣は豪華だけど。ジョージ・クルーニーが間抜けでよかった。
(2016.05.13)

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(1009) ズートピア(日本語吹替え: ) (Zootopia)

★★★★☆(星4つ半)
評判通り。カワイイ動物たちと結構シビアな問題(野生)で、大人の鑑賞にも向いている。字幕版は時間が少ないので吹替えで鑑賞したが違和感なし。
(2016.05.06)

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(1008) アイアムアヒーロー

★★★☆(星3つ半)
邦画には厳しいので★4つでもいいかもしれない。原作は途中まで読んでいた。主人公に大泉洋を起用したのは成功であろう。海外で絶賛されたらしい。大泉の小市民的な振る舞いと、ゾンビの形状が非常に気持ち悪く絶望的な展開というのが好対照でユニークな映画だ。走り高跳びをするゾンビが非常に不気味。R15でも観に行く人は結構いると思う。
(2016.05.06)

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(1007) シビル・ウォー キャプテン・アメリカ (Captain America: Civil War)

★★★★(星4つ)
私はアイアンマン派閥なので、終始イライラしていたわけだが、それでも面白い映画だと思う。スカーレット・ウィッチは要らないと思う。彼女の能力は特殊すぎる。アントマンもスパイダーマンも邪魔だ。オリジナルメンバーでもめるべきだと思う。
(2016.05.01)

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(1006) 追憶の森 (The Sea of Trees)

★★★☆(星3つ半)
こういう映画であろうな、という想像は超えなかった。でも、いい映画だと思う。夫婦間の諍いの着地はだいたい同じだが、ケンカができるうちがよいということでもある。仲が好かろうが不仲であろうが死は突然だ。自分を責めるのは簡単だ。堂々巡りで思いきれない。偶然なのか必然なのか、起った出来事をこじつけてよいほうに捉えることは救いでもある。現実でも超常現象でも構わない。
(2016.04.23)

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(1005) フィフス・ウェイブ (The 5th Wave)

★(星1つ)
キック・アスで高い戦闘能力をみせてくれたクロエ・モレッツがしょうもない恋愛要素を織り交ぜたパニック映画に出るなんて残念だ。ピカデリーのポイントで無料鑑賞。無料でよかった。
(2016.04.23)

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(1004) アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち (The Eichmann Show)

★★★(星3つ)
内容が重いので、客観的に放送するのが難しいのがよくわかる。アウシュビッツのことを知らない、信じていない人がたくさんいたことに驚いた。この放送によって、自分や家族に起きたことが真実なのだと世間に知らしめ、人間はここから学ぶべきだということが伝わったのだろう。一個人がここまで酷いことを指導した理由が知りたい人と、ショー的な要素を入れて視聴者を釘づけにするのも必要だという狭間で揺れる放送関係者たち。難しいことだったと思う。流れる映像が本当に酷い。
(2016.04.23)

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(1003) レヴェナント:蘇えりし者 (The Revenant)

★★★★(星4つ)
「野蛮なやつら」って、こういう人たちのこと言うんだろうな。ディカプリオの主演男優賞受賞には納得。この時代のこの状況では、敵役トム・ハーディーはそんなに悪いのかな、という気もする。ルールを守っていられないほど過酷な仕事だ。熊の場面がここまで長いとは思わなかった。あれで生き残るのは大変だ。トム・ハーディ―じゃなくても無理だよ、って言いたくなる。
(2016.04.22)

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(1002) ハロルドが笑う その日まで (Her er Harold)

★★★★(星4つ)
さすが創業者は常に腹をくくって生きている。ただの野心家ではないということだ。ハロルドも認めざるをえないという場面も多い。時代を先読みする人と、伝統や技術を守る人が共存するのはなかなか難しいが、仕事に愛着のある方が善人というわけでもない。ひどいことが重なると人間、誰かのせいにしたくなるものだ。ハロルドは、そんなに悪くないなって、思えたであろう。
(2016.04.20)

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(1001) 孤独のススメ (Matterhorn)

★★★★(星4つ)
タイトル、全然合ってない。前半、正直眠かった。新宿まで来て損したかも・・・と思ったが、後半テンポがあがり、なるほどね、って気になった。少ない登場人物で色々なものを見せていると思う。おかしな人たちが出会って、なんとなく補い合いながら生きている。
(2016.04.20)

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(1000) スポットライト 世紀のスクープ (Spotlight)

★★★★☆(星4つ半)
すでに表に出ていた問題だった、ということろは思っていたのと違っていた。なのですごくテンポよく展開する。一番いいなと思ったのはネタを追う記者たちがなんの疑問も持たずに行動するところ。自分ができることをサッと拾って外に出ていく。事件そのものはひどいわけだが、記者たちのフットワークの良さが観ていて気分いい。これならいい方向に行くだろうと予想できる。9.11があったことで仕事を中断しなくてはならない苦悩。事件の重さは比較できないが、あれだけのことが起これば流されるしかないであろう。たとえ事件が公になっても被害者の溜飲が下がることはないし、その後の人生への影響は大きすぎる。それでもこういう人たちがいれば希望はある。どうでもいいネタで個人情報を晒すばかりの日本のマスコミにも骨太な人がかつてはいたのかもしれないが、瞬間的に話題になれば先のことはあまり考えずに公にし、続報はいい加減。今はそんなかんじか。
(2016.04.16)

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(999) 獣は月夜に夢を見る (Nar dyrene drommer)

★★★(星3つ)
北欧の寂れた港町という雰囲気が映画の内容に合っている。主人公の美人扱いには首をかしげるが、北欧基準なのであろう。閉鎖的ゆえ秘密は守られるが、その逆も早い。主人公家族が気の毒、ということでもなさそう。村人側になれば何かあれば疑いたくもなるし不信感も拭えない。一番イヤなのは、どこにも行けそうにない被害者を含む村人たち。遊ぶ場所も仕事先も狭すぎる。こんなところで生きていくとしたら、獣じゃなくてもしんどいわ。
(2016.04.16)

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(998) COP CAR/コップ・カー (Cop Car)

★★★(星3つ)
思っていた内容とは違った。ガキがガキらしく無邪気で、自分たちが相手にしている大人がどんなやつなのかもわからない。ゆえにケヴィンの焦りがかえって可笑しい。あまり説明がないのがいい方に転じていると思う。無邪気だったガキもひどい状況に陥るし、誰にとっても最悪な数日間。
(2016.04.13)

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(997) ルーム (Room)

★★★★(星4つ)
部屋から出た後の生活のほうがしんどい状況も多々あり、生きにくい世界だなと思う。部屋の中で大人になってしまった主人公の過酷さ。状況を理解せずに被害者に対し不条理な扱いをするマスコミ。本当にゲス。
(2016.04.13)

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(996) ミラクル・ニール! (Absolutely Anything)

★★(星2つ)
予備知識なしで鑑賞。あまり面白くなかった。犬のクソのところは笑ったが、その後はそれほどでもなかったな。
(2016.04.10)

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(995) ボーダーライン (Sicario)

★★★★(星4つ)
このての話の着地はだいたい決まっているのだが、それにしても麻薬絡みの抗争は悲惨だ。人の死が軽い。銃撃戦になろうが、何人も死のうが新聞ネタにならないらしい。誰も死んでないのに賭博や不倫で吊し上げられる国とどちらがいいのかわからないが・・・。根は善でも家族が絡めば非情にもなるのだろうし、本当は嫌でも知らん顔では生活が成り立たない仕事もあるのだろう。そんな選択をしないで生きていければマシなんだろう。ベニチオ・デルトロは「トラフィック」で麻薬捜査官の役だった。昔からあまり変わってない。もさっと濃い顔立ち。嫌なやつにも素朴なやつにも見える。最後までどんな役かわからないところが彼にぴったり。
(2016.04.10)

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(994) 砂上の法廷 (The Whole Truth)

★★★(星3つ)
悪くはないけど、「おお!」という驚きもない。レニー・ゼルウィガーは丸顔のイメージで老けにくいと思ったが、それなりの中年になっていた。くたびれ具合はリアルでいいが、もう少し魅力的な妻と母であってもよかったかも。キアヌは痩せていてかっこいいが、役柄の性格がちょっとわかりにくい。半端な穏健派か。そこまでの関わりがあまり感じられなかった。
(2016.03.30)

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(993) バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 (Batman v Superman: Dawn of Justice)

★★★(星3つ)
実はどちらのこともそれほど好きではないので興味はなかった。バットマンは悪役や脇役次第で観たり観なかったり。ふつうの人がいる狭い場所ではバットマンもスーパーマンもかなり間抜けだと思う。ジェシー・アイゼンバーグがバカで明るくていいかんじ。得意な分野であろう。
(2016.03.26)

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(992) 最高の花婿 (Qu'est-ce qu'on a fait au Bon Dieu?)

★★★★☆(星4つ半)
ユダヤ人、アラブ人、中国人と結婚した娘たち。最後の娘こそはカトリックのフランス人と結婚させたいと願う両親。この程度の言われようは日常的なことなのだろう。不満を爆発させる父親に対し婿たちの反論もユーモアがある。誰もが持っているステレオタイプな見方が映画をわかりやすく面白くしていると思う。違いを受け入れる。それには上辺の気遣いよりも本音を語る機会が必要だと思う。
(2016.03.26)

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(991) Mr.ホームズ 名探偵最後の事件 (Mr. Holmes)

★★★★(星4つ)
よく出来たテレビドラマ。そう言えなくもない。たいした盛り上がりもないけど私は好きだった。和風テイストが少々邪魔であったが・・・。事件というのはそんなに大袈裟なものじゃなく、案外こういうものかもしれない。「老い」の中で曖昧になっていく事件の核心が平凡であったからこそ、リアルな市井の人の物語になるのだと思う。ミツバチが出てきたので星が増えたのかも。ローラ・リニーが婆さんになっていて驚いた。

大傑作「瞳の奥の秘密」のハリウッドリメイク版の予告を観た。ジュリア・ロバーツ、ニコール・キッドマンなど出演者は豪華だが、あれを超えられるわけはない。
(2016.03.23)

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