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映画の感想 (1ページ)

星5つが満点

1ページ (1-30)/2ページ映画全体の目次
(1) ナインス・ゲート (2) ザ・セル (3) スターリングラード (4) インビジブル (5) ギャラクシー・クエスト (6) トラフィック (7) ショコラ (8) リプレイスメント (9) JSA (10) ハムナプトラ (11) チャーリーズ・エンジェル (12) ハムナプトラ2  (13) リトルダンサー (14) グリーンデスティニー  (15) 処刑人 (16) ギフト (17) カル (18) キス・オブ・ザ・ドラゴン (19) ファイナル・デスティネーション (20) 反則王 (21) ベーゼ・モア (22) ブリジット・ジョーンズの日記 (23) あの子を探して (24) スナッチ (25) ウォーターボーイズ (26) 郵便屋 (27) 鮫肌男と桃尻娘 (28) Party7 (29) エボリューション (30) デンジャラス・ビューティー

(30) デンジャラス・ビューティー (Miss Congeniality)

★★★(星3つ)
犯人さがしうんぬんは蚊帳の外。内容うんぬんよりもサンドラ・ブロックの変身ぶりとミス・コンの華やかさを見るだけで気持ちが明るくなるような映画。ちょっとごついけど、たしかに綺麗に見えた。ジュリア・ロバーツの元彼、ベンジャミン・ブラットってけっこういい男だな。
(2001.11.04)

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(29) エボリューション (Evolution)

★★★(星3つ)
軽い。監督が『ゴーストバスターズ』のライトマン監督ときいて内容は納得。あんなかんじの映画。次々と進化を遂げる変な怪獣が可愛いくて凶暴。虫がたくさん出てくるので虫嫌いにはしんどいかも。国防省側の学者として出演していたジュリアン・ムーアがいまいち。あの薄くて冷たい顔にコメディーはどうかと。かなり無理してるかんじ。
(2001.11.04)

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(28) Party7

★★★☆(星3つ半)
部屋の中の展開なので広がりがなく芝居の方が面白いかなとも思う。個性的な役者が多く、そろぞれが『ここまでやるのか』という役柄を演じているのが楽しい。我集院達也(若人あきら)は前回の山田くんを超えられなかったな。雑誌をめくっているような映画。すきです。堀部圭亮も格好いいし。
(2001.10.??・ビデオ)

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(27) 鮫肌男と桃尻娘

★★★★☆(星4つ半)
面白い。スナッチ、パルプフィクションの和製版ってかんじ。『山田くん』を演じる我修院達也(若人あきら)が最高。トイレの個室で浅野忠信に鼻血をふいてもらい、『好き』とツブヤキ笑い出す場面は最高。そのあと『ドナドナ』を歌う。この山田くんは後半大活躍。ホーロー看板マニア(オロナミンC)のヤクザ岸部一徳や、やさしすぎるヤクザを演じる寺島進。犬並の嗅覚を持つ金髪ヤクザの鶴見辰吾、変質的な叔父を演じる島田洋八など全員変。しかし、我修院達也(若人あきら)はスマップのミュージック・ビデオにも変な役で出演し輝いて(?)いた。見事な復活。
(2001.10.13・ビデオ)

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(26) 郵便屋 (Fermo posta Tinto Brass)

★★★(星3つ)
ガーターベルトとまん丸のお尻。たわわなオッパイ、局部のアップ(もちろんぼかし)のオンパレード。明るく軽く面白く映画をつくっているかんじ。イヤラシイというかんじはなく、あくまでも明るく間抜けにな仕上がり。
(2001.10.09・ビデオ)

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(25) ウォーターボーイズ

★★★★(星4つ)
明るく笑えるいい話。内田春菊や柄本明、山下真司など、面白そうな人がちょろっと出ている。竹中直人はお約束通りの怪しい演技。男子が28人いて、人気の出そうな子が何人かいた。笑いたい時にはいいかも。
(2001.10.07)

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(24) スナッチ (Snatch)

★★★(星3つ)
テンポも映像も『パルプ・フィクション』と同じ雰囲気の映画。これを最初にみていればかなり斬新だったかもしれない。そう考えるとタランティーノはすごかった(すでに過去形)なあと思った。ベニチオ・デル・トロの出番が少なかったのが不満。マンガのような映画。テンポが速く目が離せないのだけれど、キャラがみな個性的なのでだぶらずにすんだ。
(2001.10.07・ビデオ)

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(23) あの子を探して (一個都不能少/Not One Less)

★★★(星3つ)
子どもの笑顔がなんていっても一番かわいい。着ているものがきたなくてさえない。学校はボロボロ。チョークの数を管理するほど貧乏な学校。13歳で先生になった彼女は笑顔をみせないし、はじめはなんだか彼女に対して腹立たしくもなったけど、融通がきかない分、まじめに突き進むところがよかった。最後はテレビを通じてチェイに呼びかけ、それを見ていたチェイが泣き出す。つられて泣いた。このチェイがまた、田舎のクソガキ風でいい味だしてる。ビデオのパッケージの真ん中で笑っているこの子が本当にかわいい。悪くいいにくい映画ではあるけれど、最後のテレビ局を巻き込んでの騒動はいかがなものか。
(2001.10.05・ビデオ)

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(22) ブリジット・ジョーンズの日記 (Bridget Jones's Diary)

★★★☆(星3つ半)
30過ぎの独身女性が共感を覚えるかどうかは別として、かなり笑えるのは確か。しかし、彼女くらい正直で毒舌なら、ストレスや不安も簡単に払拭できるのでは?とも思った。ハッピーエンドにしなくても彼女ならなんとか生きていくだろうってな性格なのだ。下着を選ぶのにセクシーさを優先させるか、下っ腹を抑えるオバサン・パンツを選ぶか悩むところや、ださいパジャマ姿で酒をラッパ飲みするとこなんか笑っちゃった。あの体にあの性格にあの顔ってのが役にぴったりだったな。ヒュー・グラントの嫌な男ぶりは★5つ!あの人、すっごくよかったよ。仏頂面の弁護士マークを演じたコリン・ファースはこれから人気があがるだろうなあ。『ありのままの君が好き』っていうけど、あれはちょっとありのまますぎないか?
(2001.09.26)

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(21) ベーゼ・モア (Baise-moi)

★★(星2つ)
こんなふたりが出会ってもやることはセックスとドラッグと人殺しなわけだよ。フランスではしばらく上映禁止だったらしい。フランス語ってよくわからないから、ビデオ借りるときは借りやすいよな。エロビデオでも。『バカなやつらはみなごろし』という邦題がついた本を読んだ。主演の女子がけっこう年いってるように見えて本を読んでのイメージと最後まで重ならなかった。私の中では、やまだないとのマンガみたいだと思った。
(2001.09.23・ビデオ)

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(20) 反則王 (The Foul King)

★★★★★(星5つ)(プロレスがテーマなのでひいきめ)
韓国が好きになった。映画館の中は笑い声がすごかった。つぼにはまってしまう。「JSA」で温厚な北朝鮮兵士を演じたソン・ガンホが演じている。もう一回見ると思う。
(2001.09.05)

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(19) ファイナル・デスティネーション (Final Destination)

★★★★(星4つ)
突然にやってくる死。見ていて恐かった。約束されていた死から逃れることはできない。運命はすでに決まっている。遣る瀬ないけれど妙に納得してしまった。
(2001.09.04・ビデオ)

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(18) キス・オブ・ザ・ドラゴン (Kiss of the Dragon)

★★★★(星4つ)
タイトルのキス・オブ・ザ・ドラゴンは鍼のツボの名前なんだって。禁断のツボ。アクションがすごい。リュック・ベンソンはタクシー2でも金髪で長身の女子に空手をやらせていたが、手足の長い人だと動きが鈍く見える。でも今回のアクションはジェット・リー。いうことないでしょう。警察署内の道場でのアクション・シーンはブルース・リーを思わせる。ブリジット・フォンダ(すごくうまかった)より小さいリーが頑張ってる。100分くらいの映画だけど30分くらいの印象。あっというまに終了。ラブ・シーンがないのも正解。すっきりする映画。
(2001.09.03)

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(17) カル (Tell me something)

★★★(星3つ)
バラバラ・・・これでまず見ないと思ったんだけど、映画生活での満足度が80%あったので見ることにした。雰囲気としては『沙粧妙子』『ケイゾク』といったかんじ。本編の最後に謎が提示されてるんだけど、私にはこの謎がさっぱりわからんかった・・・。誰か教えて。刑事役の人、ちょっとよかったな。
(2001.08.12・ビデオ)

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(16) ギフト (The Gift)

★★★★(星4つ)
好きな雰囲気の映画ではあった。星をもっとつけてもよかったんだけど、完全に『ホワット・ライズ・ビニース』(ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファー)とだぶってしまった。超常現象と心理サスペンスというところが似ている。後半はそのまんまかぶっていくかんじ。修理工バディが泣かせる。ケイト・ブランシェットはうまい。しかし、キアヌって男はどうでもいい役を引き受けるな。
(2001.08.05)

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(15) 処刑人 (The Boondock Saints)

★★★★☆(星4つ半)
タイトルに尻込みすることなく借りた方がいい。悪なる者を滅ぼすようにとの神の啓示を受け襲撃を繰り返す兄弟が朴とつでハンサム。弟の来日記者会見をずっと前に見た記憶はあるが映画を見ようとは思わなかったな。損した。 彼らを追うFBI捜査官のウィレム・デフォーを見るだけでも価値あり。サイコーの怪演を見せてくれる。
(2001.07.14・ビデオ)

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(14) グリーン・デスティニー (臥虎藏龍 Crouching Tiger, Hidden Dragon)

★★(星2つ)
期待して借りたのだけれど、うーん・・・・。中心人物となる金持ちで鼻持ちならない小娘が一体何をどうしたかったのか不明。彼女の癇癪のせいでたくさんの人間が不幸になる。ワイヤーアクションにも途中で飽きてしまった。アカデミー賞総なめってのは、一体どこがどう???外国人が見たがるアジアの大陸的な壮大さってこういうことなのかな。
(2001.07.08・ビデオ)

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(13) リトルダンサー (Billy Elliot)

★★★★★(星5つ)
すべてを忘れて踊るビリーのダンスが胸に迫る。受けいれることができなかった父親が、オーディションの費用を稼ぐためにスト破りをするところで号泣。バレエの先生、近所の人、同級生、淡々とした人間関係が自然でいい。『子どもらしいダンス』とあったが、型があるのかないのかまるで判断できないビリーのダンスは本当にすごくよかった。ネタバレになってしまうが、父親と兄を招いた大きな舞台で、25歳になったビリーが皆の羨望を集め、スポットライトの中心に踊りでるラストは完璧。あの無駄のない、それでいて力強い肉体美を見ると、バレエの凄さがわかる。そしてあれからずっと努力していたこともわかる。
(2001.06.26)

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(12) ハムナプトラ2 黄金のピラミッド (The Mummy Returns)

★★★★☆(星4つ半)
友人とイクスピアリで見た。レディースデイで1000円。このての映画は。ミステリー、ホラー、ロマンス、アドベンチャーとてんこもり。いい男がいっぱい出てくる。イムホテプより強そうなすげえ悪がでてくるんだよ!WWFのプロレスラー、ザ・ロック。いまやWWFの看板スターだよ!こいつがサソリと合体して本当におそろしか怪物に変身する!すぐに謝りたくなる恐ろしさだ。CGもグレードアップしていて、ミイラが街中を駆けまわるところも面白い。前世を絡めたストーリーもいい。
スキンヘッドのイムホテプが好きだってことは前回にも書いたけど、どうしてこんなに好きなんだろう。何度も生まれかわって因縁の恋を成就させようとするところはもはや悪人とは思えない。しかし恋人(江角マキコに似ていた)に裏切られ目に涙をためるイムホテプ。私が恋人なら一緒に地獄までついていくのだが。 イムホテプがかわいそうだったことで★を半分マイナス。あくまでも個人的な理由。
(2001.06.14)

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(11) チャーリーズ・エンジェル (Charlie's Angels)

★(星1つ)
ああ、なんて映画だ。ルーシー・リュ―は変な顔だし、キャメロンは笑ってるだけだし、ドリュ―にワイヤー・アクションは吊る方も大変だろう。 アンジェリーナ・ジョリー、シャーリーズ・セロン、黒髪を求めるならリブ・タイラー(キャサリン・ゼタ・ジョーンズも可)に染めてもらうっていうのは?ボスのチャーリーはいぶし銀の女にするとか。スーザン・サランドン、ジーナ・ローランズ、シガニー・ウィバーとか。本当につまらない映画だった。
(2001.06.09・ビデオ)

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(10) ハムナプトラ 失われた砂漠の都 (The Mummy)

★★★★(星4つ)
主人公の男の幅広の顔が好きじゃなくて、まず見ないと思ってたんだけど、最近の映画館でこのシリーズのパート2の予告を何度か見た。それがすごく面白そうで最初のビデオを借りることにした。こうやって見ると、その男が凄いハンサムで体丈夫だということがわかる。うーん、いいかんじ。しかし、最初はミイラだったイムホテプが悪役ながらスキンヘッドのいい男でこっちの方に目がいってしまった。パート2にもでるようだから今から楽しみ。ヒロインは『スターリングラード』にも出ていたが、こっちの方の役の方があっていた。可愛い系の顔。
ホラー色の強いインディー・ジョーンズ、ロマンス色の強いフロム・ダスク・チル・ドーンか。
ミイラに群がるCGの虫は『シバンムシ』かな。などと余計なところでも楽しめた。
(2001.05.28・ビデオ)

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(9) JSA (JSA: Joint Secury Area)

★★★☆(星3つ半)
仲良く遊んでいたわけだよ、北と南の兵士が。で、のっぴきならない状況になってしまい、哀しい射殺事件になってしまったわけだ。過去と現在をいったりきたりするんだけど、結果がでているだけに哀しい気分は消えない。韓国で『シュリ』を抜いたというけれど、みんな同じような気持ちを持っているってことに共感したのかな。だといいけど。問題の4人がたまたま同じ写真に写っているってところが哀しい。他の場面で一緒に写真を撮るんだけど、バックの金正日の写真が写らないようにすることろは笑えたな。
見ている間、困ったことが・・・。主人公のスヒョクが爆笑問題の太田に見えたり、ネプチューンの原田に見えたりしちゃって・・・。おまけに、監査委員の女子が三井ゆりに見えて・・・・。この役に女をあてがうのはちょっと不自然という気もした。
(2001.05.28)

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(8) リプレイスメント (The Replacements)

★★(星2つ)
軽い。気楽。I will surviveがなつかしくもぴったり合っている。刑務所のなかでこの曲を皆で踊り唄う場面は好き。でも、キアヌがなーんか、締まってなくてスポーツ選手には見えなかったさ。チアガールのオーディションに『キャッツ』に出ていたという女の子たちがくるんだけど、実は『プッシー・キャッツ』だったというあたりが面白い。踊りが激し過ぎて選手も観客もおかしくなってしまうんだよね。
(2001.05.16・ビデオ)

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(7) ショコラ (Chocolat)

★★★★★(星5つ)
ジュリエット・ビノッシュが嫌いな自分は絶対に見ないつもりだったけど、音楽に誘われて映画館へ。
店を準備するところやチョコレートを飾るところは見ているだけでワクワクするし、少しずつ人の気持ちが変わっていくところも自然。流れつくジプシー役のジョニ―・デップも自然。あの人の目元の暗いところがいい。引き込まれるかんじで。拒めないだろうなあ・・・と余計なことまで考えた。おとぎばなしと現実を交差させるところも気に入った。『マトリックス』でステキな回し蹴りを見せてくれたトリニティー役の女優さんがふつうのママを演じていてびっくり。それに『蜘蛛女』で男の人生を滅茶苦茶にした恐ろしいレナ・オリンが夫の暴力に怯えつつも再生を果たす主婦役を好演。いつもは嫌いなジュリエット・ビノッシュもよかったってところで★は5つに。パンフレットの表・裏表紙はチョコレートの写真でおいしそう!
(2001.05.07)

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(6) トラフィック (Traffic)

★★★★★(星5つ)
メキシコの映像は少しセピアがかっていて雰囲気抜群。ベニチオの鍛えているのか、ただ肉厚なのか不明な大きな体がステキ。『ユージュアル・サスぺクツ』のときの彼はすごーく変な雰囲気だった。顔、かわってるしね。しかし順調だね、彼は。キャサリンはおばさんになっていたが、演技派に転向か。最後、ベニチオが少年野球を見ているところが印象的。 No one gets away cleanか。まさにそういう映画でした。
(2001.05.06)

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(5) ギャラクシー・クエスト (Galaxy Quest)

★★★★★(星5つ)
モンティーパイソン系では笑えない自分には、皮肉もなにもないこういう映画が好き。本当に泣いちゃったところもあったし。うシガニー・ウィーバーもバカに徹しているし、アラン・リックマン(ダイ・ハードでビルを乗っ取る悪役の親分!)のかぶりもの(トカゲ頭)もグッド!やってる方も楽しいであろう。アカデミー賞のノミネートなどを心配する必要もないしな・・・見たあと、すっきり! 笑って泣けるSF映画とあったがそのとおり。サボテンブラザースの宇宙版だとすぐに思った。
(2001.05.05)

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(4) インビジブル (Hollow Man)

★★(星2つ)
映画館での予告はかなりワクワクしたんだけど、どうも違った。透明になってやりたいことって、万国共通ってかんじはわかるんだけど、その力をもっとあれこれ試せばいいのに女に向うところが陳腐かな。あれだけの研究でこれかよ。それに研究所の中での暴走なので、見えない恐怖と他の研究者がたたかうあたりが学校やサマーキャンプにおきかえがききそうで、いきなりスケールの小さい想像をしてしまった。まあ外に出てしまうと画像処理なんかが大変なのかなあといらんことまで考えてしまった。透明化する映像は面白かったけど、そこまで。エリザベス・シューの顔がシャロン・ストーンと。だぶった
(2001.05.04・ビデオ)

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(3) スターリングラード (Enemy at the Gates)

★★★★(星4つ)
ジュード・ロウがいいよ。あんなにキレイでも羊飼いってかんじ。朴とつなかんじがする。手紙の返事を書いているときに、字があまり書けないものだからダニロフが後ろに立ってスペルを教えるんだけど、それをターニャに見られるのがいやで、『それは書けるよ』と照れながらダニロフに言うの。あの照れたかんじが最高だよ、ジュード!ジョセフ・ファインズもいいよ。目がパチクリして目が寄ってるけど。あの人は二枚目役ばかりだと思っていたんだけど、嫉妬でメラメラみたいなのもうまかった。しかし、なんといってもエド・ハリス。最高だね、あの人。画面がしまる。冷徹なドイツ将校って雰囲気が出ていた。戦争映画は見ないようにしてるんだけど、今回は見てよかった。だけど戦闘シーンがきついんだよね。バンバン撃ってバンバン死ぬよ。撃たれる感じがなんかやだ。音もすごいしね。
(2001.04.26)

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(2) ザ・セル (The Cell)

★★★(星3つ)
水曜日のレーディス・デイは助かります。映画、1000円。

映像が絵のようにキレイ。気持ち悪い場面もアートのように見える。犯人の心の中の映像は圧巻。衣装はコッポラの『ドラキュラ』で担当した石岡瑛子さんだそうです。ぴったり。ジェニファー・ロペスが色んな格好をするんだけど、最初の白いドレス+馬っていうとりあわせでつい、テレビの『イギン』(だっけ?フォーマルドレスの会社)のCMを思い出して笑いそうになってしまった。最後の方に出てくる孔雀のドレスみたいのにも笑った。学芸会の舞台みたいだったし。ジェニファーの周辺に蔦のようなものが伸びてきて縁取りのようになったとき(お、プリクラのフレームじゃん!)って思っちゃった。家でのなんてことないTシャツに短パンが一番よかった。こういうふつうの格好が滅茶苦茶きれいなんだよねー、この人。閉鎖的な空間のせいか映画『CUBE』の雰囲気もでてたなあ。虐待によるトラウマ。最近は多いテーマだけど、子どもの話だからちょっときついかなあ。テンポのいい映画ではあったけど。映像はオススメです。予告で気になった『ショコラ』の音楽と『ガール・ファイト』(?女子のボクシングの話)のラテン系の音楽はチェックしたい。

そうそう、プログラムがB5サイズでカバンにいれるのにばっちり。これは★5つものだよ!
(2001.04.18)

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(1) ナインス・ゲート (The Ninth Gate)

★★★(星3つ)
悪魔を呼び出す儀式・・・こう書くと、なんか結末わかっちゃうよね。最後は(こんなもんだろうなあ)ってかんじ。でも、後半までは楽しめた。古書ハンターものが好きなせいもあるけどね。コルソがヨーロッパを旅する映像が非常にきれい。それにジョニー・デップのヒゲとメガネも似合う。 ポランスキーの奥さんは『赤い航路』から年とってないような気がする。あの時は真っ赤なドレスでエッチな役だったけど、今回はほとんどスッピンだった。変わった顔なんだよね。眉毛ぼさぼさっぽいし。
(2001.04.08・ビデオ)

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